2010年02月06日
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TEPCOマンホール冒険のアリバイ

Written By: 川俣 晶連絡先

 東電マンホールの探索はまだ行っています。

 いくつかまだ調べることも残っていますが、これは面白いと思います。

 ということは、これが隠された都市の秘密に触れる行為だだからです。

 鉄塔と送電線趣味は必然的に都市から外部に向かいます。追跡の結果、山の中に入っていきま。それに対して、マンホール探索は極めて都会的です。山の中には入りません。

 実は、この「都会的」という特徴は重要です。田舎を経験したことがある都会人としては、田舎がそれほど素晴らしいとは思わないし、むしろ「いかにして都会に住むか」をテーマに日々精進している以上、都会人が想像する虚構の「素晴らしい田舎」よりも目の前にある現実の都会の方が良いことは明らかです。

 そして、徐々に地下送電線網の基本原則が見えてきて、ある程度の直感で所在が推定できるようになってきたところで、はたと思いました。

 「都市の秘密に触れてワクワクしている私がいることは事実だが、それは公開しなければならない情報だろうか?」

 たとえば、杉並線24号鉄塔を見た戦果報告を嬉々として行うことに、どれほど意味があるのかということです。そこから地下にラインが引き込まれているらしいことは見れば分かります。

 しかし、そういう話を限定された相手にするならともかく、公開することに意味があるとは思えません。

 都市の秘密とは、都市の秘密のままにしておくべきものではないでしょうか?

 つまり、たとえば私が自分の足で歩いた割と正確なマンホール地図を持っていたとしても、それを不特定多数に見せることで都市のリスクを高める必要はないのではないか、ということです。

 というわけで。

 たとえば、和田堀変電所から高千穂大学へ行くラインがあるのではないかであるとか、和田堀角筈線とはこれではないかとか、いくつか気になる話もあるのですが、この系統の話題はあまりネットでは触れていかないかも知れません。

ただし §

 これだけは書いておきましょう。

 送電鉄塔よりも、TEPCOマンホールを探索する行為の方が私は好きだ!

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