2010年03月13日
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続・むしろイデオンとヤマトは似ている?

Written By: トーノZERO連絡先

 やや矢野屋さんよりメッセージを頂きました。

ID: 20100312120429

Subject: むしろイデオンとヤマトは似ている?

Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】

URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20100312120429

名前: やや矢野屋

メールアドレス:

本文:

YAMATO 2520を見た時、かなりマジに「明るいイデオン」だと思いました(笑)

スペースランナウェイだし、敵がコッソリ船内に隠れてるし、お嬢様な司令官がいるし、謎の遺跡とか伝説の無限エネルギーとか、もうイデオン要素てんこ盛り。復活篇が湖川キャラになるのも宜なるかな、です。

やや矢野屋

 といわけで、急遽予定を変更してお送りいたします。

 はたして、YAMATO2520は明るいイデオン?

受け手送り手キャンペーンの世界 §

「というわけで、始まりました」

「また今日もやってきたヤマトたーいむ!」

「いや話題はイデオンらしいですよ」

「えー。ヤマト……」

「これを読んで時間でも潰してください」

「それ、クロネコヤマトのサイト……」

「待たせたね、ヤマトの諸君。これが荷物だ」

「ちがーう」

「で、明るいイデオンなのだけど」

「懐かしいねえ」

「映画公開前にテレビで特番を放送することは多いが、今まで見た中でいちばん面白かったのがこれかもしれない」

「銀魂とかケロロとかも、本編でかなり映画ネタをやってるけど」

「ある意味、銀魂がいちばん近いかも知れない。イデオンがアイスラッガー投げるシーンを実際に作って公共の電波に乗せて放送するなど、誰が想像しようか」

「事前情報無かったの?」

「一応はあったらしいけど、当時はアニメ雑誌も買わないぐらいだったし。熱心なファンでもなかったし。そもそも、お子様にそれだけのお小遣いはない」

「でも、イデオンは一応見ていたわけね」

「見ていたけど、他に見るものがあまり無いからね。アニメの放送本数そのものが非常に少なかったし」

「時代が違うよね」

「そうだ。みんなが同じアニメを見て盛り上がれた時代だ。ギジェファンの女の子の隣の席にカーシャファンの男の子が座っていてもおかしくない時代だったのだ」

「萌えアニメとかヤオイとかジャンル分けも明確ではなかったしね」

「そうだ。シャアとガルマの関係にきゃーきゃー言う女子と、敵を倒すロボットの活躍に喝采する男子が同席できた時代だ」

「あー、ちょっと待って?」

「なんだい?」

「シャアとガルマにホモ関係を想定できず、ロボットも別に好きではない男は同席できたの?」

「同席できたよ。だって他に娯楽が乏しい時代だもの。実際、ファーストガンダムのTV版の上映会に、女の子から誘われて見に行ったことがあるぐらいだ。映画になる前の話だね。まだ中学生時代の話だ」

「それでその女の子とはどこまで行ったの?」

「手だって握らないで帰ってきたよ」

「つまらないオチだ」

「きまじめな中学生なんてそんなものだ」

「で、どうなの? 明るいイデオンって本当にYAMATO2520?」

「その前に問題は湖川さんだ」

「というと?」

「確かに、湖川キャラだ、と書いて比較しようかと思ったこともある」

「ふむふむ」

「でも、復活編だけだし、横に置いた」

「そうだね」

「しかし、それこそがうっかり者の真骨頂だ」

「というと?」

「キャラデザだけ見れば湖川さんとヤマトとの関わりは薄いようにも見える」

「そうだね」

「でも、作画関係の主要スタッフとしては、ヤマトに良く名前が出てくる人物なのだ」

「もっと分かりやすく言えば?」

「メーンスタッフは会議室に集合! と声が掛かれば出席するような立場だったことも事実なのだろう」

「ということは?」

「更に言えば、ヤマト第1作のスタッフリストを見ていれば、ガンダムの安彦良和の名前も見える」

「ヤマトファンから見れば、まず安彦や湖川という名前はヤマトのスタッフとして見ているわけだね」

「そうだ。今時の若者はオリジンの……と思うかも知れないが、ヤマトファンはヤマト体験を基準に考えるからな。本人がヤマトを好きか嫌いかは別として、ヤマトの安彦さん、ヤマトの湖川さんと考えてしまう」

「好き嫌いは人それぞれだし、現場でどういうことが起きているかは外からは見えないわけだしね」

「特に、安彦さんは、ガ○ダムでもファーストガンダム以降出番が少ないことを考えると、性格的に難しい人かも知れない、とは思うぞ」

「それに対して、湖川さんはコンスタントに冨野アニメもこなして更にヤマトもやってる」

「ずっと性格的に大人ということかもしれない」

「そのあたりはご本人を知らないから何とも言えないけどね」

「そうだ。時々誤解する人がいるけれど、アニメ関係のプロの人と会ったことはほとんどない」

「ゼロとは言わないけどね」

「むしろ会わないようにしているぐらいだ」

「事前情報抜きで映画館に行くのと似たような話だけど、そのあたりは本題と外れるから横に置くとして」

「本題に戻ろう」

「で、本題は?」

「安彦さん湖川さんの名前ではたと思ったのだが、やはり冨野アニメはどこかでヤマトの流れを後追いしている部分がある。敵対して乗り越えようとしているが、どこかで追従しているところがあるのかも。そこが安彦さん湖川さん、そしてシド・ミードさんという人選に出てくる」

「ちなみに、ヤマトファン的に言えば、スタッフリストに1回だけ出てくる名前が冨野さん」

「そうそう。ワープテストの回だけ」

「冨野さんも性格的に難しいかもしれない。それを言ったら西崎さんも松本さんも難しそうだけど」

「適当に印象で書いているから信じるなよ」

「で、明るいイデオンだけど」

「ともかく、まだビデオが家に無かった時代で録画もしていなかったと思う。更に事前の予備知識も無しで見て驚いたのなんのって。そりゃもう、イデオンがアイスラッガー投げるのですよ」

「それは驚きですな」

「ただし、2520とイデオンという切り口で行けば、実はイデオンの方が先だという順序の倒置が起こる」

「では、2520の方がイデオンを真似た?」

「必ずしもそうだとは思わない。というのは、どう考えても狙っている線が違うからだ。まあどちらも凄く暗い状況の話ではあるが、2520の方は世間知らずの若者が明るく乗り越えていこうとする」

「とすれば、イデオンを明るくすると2520って本当に明るいイデオン?」

「大当たりだ」

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