大仏のように拝観されていたお台場の実物大ガ○ダムですが。
対抗してヤマトもやったら良いでしょう。
「ヤマトは拝観と決まったよ」
「ええっ?」
「今後は記念艦として残される。拝観料を取って観光客に見せることになるだろう」
「って廃艦じゃなくて拝観かよ!」
「ちなみに、拝観料は一億万円だ」
「高すぎる! 我々の安月給ではとても入れない」
「我々をヤマトから遠ざけるつもりなんですね?」
「値付けに説明はない」
というネタを書いた後で気づいたのですが、実物大ゴーイングメリー号なら本当にお台場にあったわけですね。引き上げた不審船もお台場で展示されていたし。
ヤマトもけして不可能ではないぞ。(人気さえあれば)
オマケ §
「ちなみに、お台場に置くなら松本ヤマトが正しいぞ」
「えっ?」
「お台場ならそれが正しいぞ」
「なぜ?」
「なぜかって、台場正って言うじゃないか」
「それは、ハーロックの主人公の名前じゃ」
「あ、でも、ハーロックと台場正ってどっちが主人公なんだろうね?」
「一応タイトルはハーロックだけど、話としては台場正がアルカディア号に乗って降りる話だからね。悩むところだ」
「赤い血を流すラフレシアが本当にマゾーンか悩むのと同じだね」
「私は猿、だと思ったもの。あの台詞」
「考えてみれば、ラフレシアの苦悩というのは、実は中年古代君の苦悩と同じなんだね」
「というと?」
「大移民船団を率いて宇宙を行くと戦闘になっちゃうんだよ。どっちもね」
「でも、方向は違う」
「方法論もな。協調、融和を前提としてそれと敵対する相手と戦ってしまう古代君と違って、ラフレシアもハーロックも自分の信念を貫いて妥協しないから事態がこじれる」
「おっと」
「今から考えるとだな。軟弱な地球政府に、ラフレシア抜きのマゾーンが私たち難民ですと言って泣きついたら実は共存できたのではないかな」
「いろいろ軋轢も生まれそうだが」
「でも、致命的な戦争にまでは発展しなかったかもしれない」
「なるほど」
「当たり前のように台場正がボレットで出撃して戦ってしまうことも、本当は必要ではなかったかもしれない」
「なぜそうなってしまったんだろう?」
「やはり、死んだ親友の娘にハーロックの目が眩んだのかもな」
「そうか。だから最後はハーロックとラフレシアの決闘になってしまうのか」
「2人の意地の張り合いに地球とマゾーンの命運を掛けてしまったからな」
「しかも最後は、私は負けても私のマゾーンは負けてないわよ、と現地で潜伏した味方を蜂起させる」
「あれも結局、無駄な流血だったな」
「なんか話がハーロック論になってるよ」
「うん。これは良くない。『SSX』や『我が青春の』であれば、オレにも一言いわせろタイプなんだが、宇宙海賊キャプテンハーロックはそうでもない。ここはヤマトの話に戻ろう」
「次回からヤマトネタ頼むぜ、智代!」
「それをいうなら、友よ! ってかそんな名前じゃないし。女ですらないし」
「人間ですらない紙のように燃える女よりもマシ」