「やっと気付いた。SPACE BATTLESHIP ヤマトの古代は違和感があったが、これは復活編の古代なんだよ」
「えーっ!?」
- 中年である
- 一度軍をやめている
- 過去に人を死なせた負い目がある (アニメの古代は完結編で一度辞表を書いている)
- 若い知り合いの女性(美雪、森雪)から糾弾される
- 糾弾される理由は、親しい肉親(森雪、古代守)が死んだこと、そこにいなかったことである
- 指揮官役職でいきなり現役復帰する
「確かに、18歳の少年古代よりも似ているかも」
「これが意図的であるか否かは微妙なところだ」
「シナリオ作業のスケジュールも明確ではないしね」
「だから、偶然の一致か意図的かは分からない」
「しかし、これだとSPACE BATTLESHIP ヤマトの森雪は美雪相当ってことになるぞ」
「そうだ。ずばずば中年古代に直言する若い女性という属性は実はこの2人に共通する資質だが、アニメの森雪には共通しない」
「なるほど」
「森雪という名前に引きずられて気付くのが遅れた」
オマケ・女神達の凱歌 §
「実は女性が増えているという意味でも復活編とSPACE BATTLESHIP ヤマトは似ている」
「うん」
「とすると、第1艦橋に居る女性のトップである折原真帆が相原相当ということになる」「なるほど。腹減った男じゃないわけだね」
「しかし、イスカンダルへの旅で折原真帆の名前は使えないから相原の名前を継承している。ってか、ア行で始まり原の字を共有しているぞ」
「うん」
「仕事内容はレーダーの他にワープの計算などで、むしろ折原真帆の仕事とかぶる可能性がある」
「なるほど」
「で、佐々木は折原真帆の部下の第3艦橋にいる女性相当」
「そう考えると、復活編とSPACE BATTLESHIP ヤマトとの関連性を考えてしまうね」
「うん。それがあるなら佐々木の立場が何となく見えてくる」
オマケ復活編 §
「SPACE BATTLESHIP ヤマトの森雪がいい女であるかはいろいろな意見があると思うが、やはりいい女ということで良いだろう」
「美人だしスタイルいいしね」
「そういう意味ではアニメの森雪と同じように思える」
「でも違うよね」
「性格付けはまったく違う。好対照だ」
「そうだよね。アニメの森雪はいきなり殴らないよね」
「でもさ。復活編の美雪は殴りこそしないが、性格のきつさは母親とは似ていない」
「うん。佐渡先生がおろおろするほど父親への態度が冷たいしね」
「だから、チーム古代がみんなで怒るほど冷たい態度のSPACE BATTLESHIP ヤマトの森雪相当ってことでオッケーなんだ」
「そうか」
「でも、復活編抜きでヤマトを語っちゃって何も疑問を感じない困ったちゃんは『こんなの森雪じゃない』と言い切ってあざ笑う」
「ははは。それは困ったちゃんだ」
「2011年のリアリティの一部にはすでに復活編は織り込み済みであり、そういうルールで物事は動いているが、何せヤマトは企画が止まっていた期間が長いから、どうしても昔の知識だけで語ろうとする人が多い」
「そういうヤマト語りはノーサンキューってことだね」
「そうだ。何しろ、あまりにも前提常識が古くて『そうですね』と頷くことすらできないこともあるんだぜ。はははは」
「とっくに否定された俗説とかね。あるかもしれない」
「しかし、そういう場合は本当に困るぞ」
「なぜ?」
「はい、そうですねと言わないと人間関係が壊れるが、かといって言うと『間違いを今更肯定した』とおいらの立場が壊れる」
「どっちにしても致命傷じゃん」
「だから、本物のヤマトファンだと分かっていない場合は、ヤマトの話題には触れないのがいちばん」
「そうか」
「だからヤマトの話題には基本的に乗らないぞ」
「でも、ヤマトだけじゃないだろ?」
「そうさ。けっこうそういう話題は多いぞ」
チーム古代 §
「1つ気付いた」
「何?」
「復活編の古代には、大村や桜井など、長年付き合ってきた部下がいてヤマトに乗り組んでいる」
「うん」
「つまり、全てが新人というわけでは無い」
「そうだね」
「だから、それらの元々部下だった連中はそもそも『チーム古代』的な存在だったわけだよ」
「ええっ?」
「それを踏まえると、SPACE BATTLESHIP ヤマトはやはり奇異では無いことになる」
「うーむ」