「~11/6は無印とさらばだそうだ」
「凄いじゃないか。嬉しいかい?」
「嬉しい。でも厳しい」
「おいおい。どっちなんだよ」
「実は見るものが激増して、どうしようか思案していたところだ。録画した番組が溜まってる。更にヤマトまで見る暇があるかどうか」
「妖怪人間ベムとか南極大陸も見たいわけだね」
「そうだ。他にもクロスファイトビーダマンとか見たいしな」
「それは困ったね」
「実はあれに先だって再放送されたベムのアニメ版の傑作選も録画してあって一応見ておきたい」
「見たいものが集中してまさに悲劇」
「他のことも含めてやることが多すぎ」
「非人間的な境遇に泣いているわけだね」
「そうだ。はやく人間になりない」
「では君に問うぞ。君に取って人間らしい人間とは?」
「家庭から逃亡して、奥さんは勝手に社会参加して、娘に糾弾されるダメパパかな」
「古代君か」
「いや、49歳で電車の運転士になった男の物語のことだよ」
「ヤマト関係ねえ!」
「そうでもない」
「どうして?」
「あの映画で勝手に社会参加しちゃった奥さんは高島礼子だからだ」
「佐渡先生か!」
オマケ §
「南極大陸は以下の点でもヤマト的だな」
「そうか。沖田と古代が疑似親子になるのと、義理の兄妹の関係も同じなのか」
オマケ2 §
「ダメダメ。ここはインチキ関西乗りでいかなあきまへんで」
「えーっ」
「同じなのか、なんて言ったらあきまへん。語尾は変えなあきまへんで」
「そうか、って言うのもダメなんだ? やっぱり、そうやって言わなきゃダメなんだね?」
「そうや! わかっとるやないか」
「そりゃもう、宗谷に乗って南極まで出かける話やから。そうやにきまっとります!」
オマケIII §
「そうか。だから、『そうや』は『ヤマト』に通じるわけだ」
「『や』で繋がってるわけだね」
「そうや!」