2011年11月15日
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DC版の限定上映のウワサ……

Written By: トーノZERO連絡先

「俺を殺す気か」

「なんで?」

「話題が多すぎる」

「青山の店、旧作映画のネット無料公開、カレンダー、2199か」

「今、おそらくヤマトはガンダムより勢いがある。これは予想外だ」

「どうしてそんな差が出るのかな」

「ガンダムはみんなでしゃぶりすぎて賞味期限が切れかかっているのだろう。それに対して、ヤマトは眠り続けた期間が長すぎて瞬発力が溜まりすぎなんだろう」

「そんなものかね」

「さあな。ワカラン」

「それで、言いたいことは何かあるの?」

「うん。今回のDC版上映の件だが、以下の特徴がある」

  • 既に公開された映画と基本的と同じである (基本的な部分に差異があるが)
  • 公開規模が小さい
  • 本来の構想により近い

「それがどうした?」

「70mm版完結編と特徴が丸かぶりだ」

「えー」

「かつて、70mm版完結編のとき、わざわざ劇場まで見にいった。その時の記憶が蘇るね」

「まさか」

「思い出が蘇るからこそ、この上映に感慨深いものがある」

「ひ~」

「限定上映か、何もかもみな懐かしい」

オマケ §

「しかし、完結編でメカデザインに参加した出渕裕が、DC版では無く2199の方を監督しているのはある意味で皮肉」

「皮肉ね」

「しかし、復活編と実写版だけなら単なるノスタルジックなリバイバルとも解釈できたが、ここまで来るともうただのノスタルジーとは言えなくなるね」

オマケ2 §

「2199への期待メッセージを見ていると変なのも混ざってくる感じだ」

「なぜ混ざるの?」

「ヤマトの勢いがガンダム以上であるなら、その勢いに変な人も引き寄せられるのだろう」

「たとえば、どんな変な意見があるの?」

「そうだな。氷川竜介氏はアニメファンを見下しているようだ、とか」

「事実なら問題があるんじゃないの?」

「事実かどうかは知らないが、別に事実でも『そうか』と思うだけだ」

「どうして?」

「何がアニメファンというのか分からないが、ヤマトファンとは別人種としてのアニメファンなるものがあるのなら、別においらもアニメファンは見下しているからさ」

「ぎゃふん」

「あと、ラノベのように古代以外は全員女にすればいいと言う奴もいるがなにも分かってないな」

「どうして?」

「男と男の友情を見たい女性ファン層もけっこう厚いのだ。そういうファン層を無視できるわけが無い」

「男向けと女向けの作品が棲み分けた後の文化に慣れすぎた人の意見だってことだね」

「そうだ。しかしヤマトの時代はまだ棲み分けが無いから、男性ファンも女性ファンもいる。同じ方法論が通じるわけがない」

「じゃあ、男向けのヤマトと女向けのヤマトを別に作ったらいいの?」

「そうじゃない。女が『いいわね男の人って』と言えるような男と男の話は必要であると同時に、『いいわね男の人って』と言ってくれる森雪が好きだという男性ファンもいる。そうなると、『ドキッ女だらけのヤマト艦内』を作れば男性ファンが満足するとも言い切れない」

「じゃあ、女だらけにしてもダメじゃん」

「女だらけにしてダメになった萌えアニメで歴史は一杯さ。銀翼のファムもまさに無意味に主要キャラが女ばかりで、その点で面白くなくなっている」

「方法論として女だらけはダメだってこと?」

「そうじゃない。宝塚という例もある。女だらけでもやり方はある。ただし、ファン層は男より女になるようなタイプに化ける」

「ひ~」

オマケ2 §

「でも面白いからイメージしてみよう。ヤマトの乗組員が全員女だったら?」

「どうなるの?」

「宇宙戦艦ヤマトならぬ宇宙宝塚ヤマトナデシコになる」

「なんか、シコりが残りそうな名前だな」

「ヤマモトヨーコよりはマシだろ?」

「それで何をするの?」

「イスカンダルの星組のスターのスターシャからメッセージが来るのだ。それからスターを目指して特訓よ!」

「いったい何を特訓するんだよ」

「男らしささ。男役として『いいわね、男の人って』と言ってもらえるように女も男を磨くんだ。野球地獄で男を磨け!」

「なんかヤマトの前番組じゃないんだから。ってか、野郎共が顔をそむけたくなるような特訓だね」

「それはまずいので、男達は女を磨くことにしよう。女形の世界だ」

「それも、けっこうやばいよ。女達が戦闘で帰らぬ人になったら、男だけで残って子孫が作れるのかよ」

「花嫁はいるさ」

「古代君!」

「という展開も不可能に……」

「没……」

オマケIII §

「それじゃまずいので、やはり古代君だけ男ということで」

「オチはなんだい?」

「赤い制服の古代君だけに、ヤマトの紅一点」

「意味が違う気が……」

オマケ新たなる旅立ち §

「宇宙宝塚ヤマトナデシコはいいかもしれない」

「どうして?」

「バラン星で大活劇が発生」

「オチは?」

「ベルサイユのバラン星。略してベルバラ」

「どんな内容だよ」

「現住生物のバラノドンがガミラスの圧政に対抗して決起するんだよ」

「ぎゃふん」

「囮が無ければバラン星基地を囮にすればいいのよ。おほほほほ」

「でたっ。アントワネッドメル姫の独りよがり!」

無軌道になれない戦士オマケ §

「銀魂でガンダムネタをやってるが、実はあまり面白くない」

「どうして?」

「蓮舫ネタから、『れんほうぐんのしろいあくま』につなげる箇所や、いきなり商談を始める坂本の方が面白い」

「それもガンダム弱体化ってことだね」

「ケロロ軍曹でガンダムネタはまだしも勢いがあった。でも、もうそれもない」

「分かりきったネタを分かりきった方法で処理しているだけで、レギュラーキャラに負けちゃうわけだね」

「そうだ。ヤマトをどう料理するのか分からない2199の方が遙かに新鮮味がある」

「まさか、ヤマトの方がガンダムより新鮮な時代が来るとはね」

「そうだ。昔はヤマトのアンチテーゼで始まった後発がガンダムだったはずのに」

オマケ復活編 §

「『まさか、ヤマトの方がガンダムより新鮮な時代が来るとはね』という台詞をいちばん信じられないのは誰か」

「ガンダムファン? 永遠に続くと信じた王国の崩壊?」

「ちがう。きっとヤマトファン自身が信じられない思いだろう」

「ぎゃふん」

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