2011年12月22日
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家政婦のミタは、間に合わなかったスターシャなのか

Written By: トーノZERO連絡先

「南極大陸の結末が間に合わなかったヤマトだとすると」

「やっと戻ったらみんな死んでいたんだよね」

「家政婦のミタは、間に合わなかったスターシャなのかも」

「見てるの?」

「最終回だけミタ。じゃなくて見た。あと特番をチラリ。最終回は総集編付きなので、おおむねストーリーは分かった」

「それで?」

「死者が出てきてべらべら喋る。スターシャ的だ」

「それだけ?」

「ミタで、子供が腹を壊しても食うと言うのは、デスラーが身体を張ってスターシャを守るのと同じような構造だしな」

「それだけじゃ、スターシャと言うには弱いよ」

「結局、放射能除去装置をあげるというのに、自分で取りに来いという2面性とミタの2面性は似通っているわけだな」

「凄く地球人に好意的なのに、サーシャの宇宙船に放射能除去装置は積んでいないわけだね」

「そうだ。ミタも好意があっても凶悪に振る舞うケースもある」

「それで間に合わなかったというのは?」

「だからさ。旦那と娘を死なせて自分だけ生き延びてしまったスターシャは。ああいう氷の女王になるのだろう」

「ひ~」

「だいたい、デスラーはスターシャ目当てだったので、万難を排してスターシャだけ助けようとした可能性もある」

「そうか」

オマケ・家政婦のムタ §

「ムタさん。あなたの正体っていったい……」

「ばれちゃしょうがねえ、猫の国の大悪党ルナルド・ムーン様よ」

「ひぇ~ お助け~」

「さてと。佐渡先生から酒をもらって寝るとするか」

「つまりどういうこと?」

「鳥も猫もロボットも、酒を飲むのがヤマト」

「鳥は飲んでない」

「すまん。訂正。鳥は酒の肴だ」

「どっちにしても乗ってるのか」

「乗り組み奴はみな仲間だ。あ、ディンギルの食い逃げ少年が鳥を持って逃げた!」

オマケ・家政婦のメダ §

「メダさん。あなたの正体っていったい……」

「ばれちゃしょうがねえ、バルゼー艦隊旗艦メダルーザとはオレさまよ」

「ひぇ~ お助け~」

「さてと。火炎直撃砲の火でするめを炙って肴にして酒を飲んで寝るか」

「つまりどういうこと?」

「この怠け者メダさんでは土方に勝てない」

オマケ・家政婦のメダ2 §

「メダさん。あなたの正体っていったい……」

「ばれちゃしょうがねえ、地球連邦艦隊旗艦アンドロメダとはオレさまよ」

「ひぇ~ お助け~」

「機械が全部やってくれるから乗組員は毎日宴会だ。酒を飲もうぜ」

「つまりどういうこと?」

「この怠け者メダさんではヤマトに勝てない」

オマケ §

「ルナルド・ムーンって誰だよ」

「ジブリの猫の恩返し」

「ヤマト関係あるのかよ」

「ないけど、一応猫ヒロインの名前はユキというのだ」

「ぎゃふん」

オマケ2 §

「ジブリでユキって似合わないだろ。ヤマトじゃないんだから」

「そうでもない」

「どうして?」

「宮崎&高畑コンビの名作かつヤマトの仇敵といえば、ハイジ。ハイジと言えば、ヤギのユキちゃん」

「ぎゃふん」

オマケIII §

「ユキってカタカナで書くと、そんな電車がありそうだな。ほらクハとかモハの仲間でさ」

「無い。キユはあっても、ユキはない。しかも、キユは気動車で電車じゃない」

「なんだよ。気動車とか電車とかうるさいな。そんなの一緒でいいだろ?」

「いいわけない。気動車はモーターではなくディーゼルエンジンだから、排気が臭いしエンジン音もうるさいんだよ」

「うるさい奴来た!」

オマケ999 §

「ミタはリューズだ」

「は?」

「こんな台詞を言っていた」

  • 「やさしくしないでください」

「どうしてそれがリューズなんだい?」

「やさしくしないでさせないで、という歌が思い浮かんだからだ」

「ぎゃふん」

オマケ2016 §

「ミタさん、何でもやってくれるんだよね?」

「私にできることなら」

「じゃあ、オリンピックを東京でまたやってよ」

「招致しました」

オマケ2199 §

「あ、でもユキは無くても2199という蒸気機関車なら実在したようだぞ」

「えっ? まさか!」

2120形蒸気機関車より

2199~2216

1899年にシャープ・スチュアート社で製造された官営鉄道のB6を改番したもの。

オマケ2220 §

「そうそう。相手の欲望を否定しないミタの方法論は斬新かというと、そうでもない」

「やけに走った願望を肯定して、承知しましたって行って、それがまずいと分からせるやり方?」

「そうだ。これはテレビアニメのソニックXの結末と同じなんだ」

「えー」

「ソニックは自分の世界に戻れることになるが、時間制限がある。しかし、ソニックと友達になった人間の少年はソニックと別れたくないと言って、ソニックを連れて逃げてしまう。ソニックはそこで、逆らわないのだ。自分に不利な状況なのに、少年に逆らわないで一緒に逃避行をしてしまう。承知しましたと言わないだけで、承知してしまうのだ」

「それも、えぐい話だね」

「結局、少年は吹っ切れてソニックを自分の世界に戻すことに同意する」

「なるほど。かつて君はそんなアニメをミタわけだね」

「結局、実写は急速にアニメ史を辿って追い上げてきているのだと思うよ。ようこそようこみたいな連ドラとか、怪物くんとか、妖怪人間ベムとか」

「そうか」

「でも、ソニックXには日本で放送されていない第2期があるとは知らなかったな」

「えー」

「上の話は第1期ね。キン肉マンII世は、断続的に(制作された分は)最後まで放送したから、まだマシだったわけだ」

オマケ2520 §

「しかし、ソニックXを引き合いに出したことで、変なことを知ってしまった」

「なんだい?」

「WikiPediaから引用する」

第42話から第46話では『ソニックバトル』をベースにしている。さらに、第47話から第48話では『東宝特撮シリーズ』のパロディ、第2期では『スターウォーズ』や『宇宙戦艦ヤマト』など宇宙冒険モノへのオマージュが多数見られる。

「わははは。家政婦のミタを経由してソニックXに至って遠くまで来たと思ったらそこでヤマトの3文字をまた見るわけだ」

「第2期はいずれ機会があれば見るとしよう」

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