ある日々のTO|||O 2月5日より
愚痴は言うまい、仕事の世界である。
「愚痴の話であってヤマトの話じゃないぞ」
「でも、ここに思わず納得した」
「ぎゃふん」
「で、これを連想した」
これより
愚痴は言うまい我が人生
「なるほど、ジャズダンスとレオタードなんだね?」
「どこを見ている。というか、そこは二度と見たくない場所だぞ」
「えー。熟女のレオタードとかいうサイトを紹介して終わるオチじゃないの?」
「そんなサイトしるかっ!」
愚痴はいうまい2 §
「でもさすがに幕張までいく予定はない。かなり遠い。ちょっと遊びに行く感覚では行けない」
「ワンフェスは毎回行っていたんじゃないの?」
「いや。もう行ってないよ。年に2回も遊びで幕張まで行くのは無理だし、行っても99%が興味のない世界だ」
「ぎゃふん」
愚痴はいうまいIII §
「こんなものまであるとは知らなかった」
「それが君の愚痴?」
「いや、ぐっと引き込まれたのはさ。『息子の伸二が書いている』って部分」
「は?」
「2世世代なんだ。アニメ界の偉大な父親の背中を見て育った世代が露出してきている。宮崎吾朗監督といい、2世世代の問題を真面目に考えないともうダメかもしれない」
「2世世代には何が問題だっていうの?」
「2世である以上、継承性が期待されるが、本人は独自性を発揮したい部分もある」
「その軋轢に引き裂かれるのが2世ってことだね」
「そうだ。万太郎は『あのキン肉マンの息子』という視線に曝されるが、本人はよぼよぼ親父のことなんて知ったことではない」
「親孝行はしないの?」
「親父は大切。親父の思い出は親父の思い出として取っておきたい。でも、親父のコピーで終わる気などさらさらないのがこの世代だろう」
愚痴は言うまい2世 §
「と思ったらいいつぶやきがあった」
小さいときは、必ず父のアニメを見ていた。いまでも自分はバビル2世だと思っている。
「えー。自分がバビル2世って」
「まさに2世世代の話題だな」
「ダジャレかよ」
「でもさ。これは重要だよ」
「何が?」
「この告白は、親父のコピーになりたいわけではない、と言ってるわけだ」
「つまり、親父の開いたドアの向こうに行ってみたいわけだね」
「でも、そこで起こる冒険は親父が用意した筋書きでは無く本人の物語になるのだろう」
「なるほど」
「ロデム、変身だ。愛人になれ!」
「おいおい」
「ちなみに、妹ガンダムはバビル2世ネタで好感度大アップしたのと同じで、バビル2世って書いてくれたから伸二さんの好感度大アップ」
「どんだけバビル2世好きなんだよ」
「そうだな。6神合体ゴッドマーズと比較すると2世/6神で3分に1に思えるが、実は100倍以上バビル2世の方が好き」
「そうか」
「あとさりげなくポイント高いのはこれ」
- メグちゃんに出てくる、兄妹は、僕と妹だと聞いている。愛してナイトには、母と僕と妹が横浜観光をしているシーンがある。
「メグちゃん好きだったの?」
「いや、アニメの愛してナイトが大好きだった」
「ぎゃふん」
「ちがーう。そこは『ぶみぃ』だ、ジュリアーノ」
「誰がジュリアーノやねん、橋蔵ちゃん」
愚痴は言うまい2199 §
「よく考えたら、ここに既に2世問題が影を落としていた」
「既にヤマトにも2世問題か」
「このまま美雪がヤマトで飯炊きから生活班長になって第1艦橋に上がってきたら、作中でも2世問題が本格化するぞ」
「古代が神様の大多数の乗組員対、ダメパパ扱いの娘の軋轢だね」
「ため口で古代艦長に意見して艦内で孤立する美雪。怖い展開だぞ」
愚痴は言うまい完結編 §
「どうでもいいが、WikiPediaにこんなエントリがあるのに気づいた」
「名前が長いっ!」
「ハイパー放射ミサイルだけで既に1つの武器名なのに、それを丸々含んで別の武器名になっている」
「ははは」
「と思ったら書いた人も自覚してみるみたいだな」
- なお、この兵器の名称は、宇宙戦艦ヤマトシリーズに登場するものの中で最長である。
「わははは」
「しかし、以下の説明はもう嘘になってしまった」
- アニメ『宇宙戦艦ヤマト』シリーズの最終作である『宇宙戦艦ヤマト 完結編』に登場した架空の兵器である。
「もはや最終作じゃないわけだね」
「2520は横に置くとしてもだな。だからマヌケとも糾弾できない」
「どうして?」
「そもそも、ヤマトの新作など信じてなかった人が大多数だろう。自分も含めて」
「自分も信じてなかったのかよ!」
愚痴は言うまいヤマト運輸 §
「メールボックスに以下のメールが並んだ」
- 「クロネコヤマト公式アプリ」のご案内/ヤマト運輸
- ヤマトクルー運営事務局
「紛らわしい!」
「そのことについて、愚痴は言うまい」
「大人になったね」
「でも、クロネコヤマト公式アプリが"iPhoneアプリで提供しています"ってところは盛大に愚痴るぞ。iPhoneなんてもってねえ!」
「ああ、サポートの答えが目に見えるようだ。Android版は追って対応していく予定ですって」
「iPhoneもAndroidも持ってないっちゅうに。ぜんぜん希望の持てる答えになってない」
「じゃあ、どんな答えなら希望が持てるの?」
「『これからイスカンダルまで行って至急取ってきます!』」
「それはヤマト違い」
愚痴は言うまい海賊稼業 §
「ガボーチンさんよりのメッセージだ」
あまり最近のアニメは見てないのですが「モーレツ宇宙海賊」はちょっと気になっています。かなり地味な滑り出しでこちらが心配になるほどです。主人公が艦長を務める予定の船はまだ出てこないですし、電子戦メインで3話近く引っ張る・・など、丁寧な話作りで次回が楽しみな作品です。久々のスペースオペラ、頑張って欲しいですね。何気にオヤジが悦ぶ台詞もちりばめられてますし・・。
「モーレツ宇宙海賊って何? しらなーい」
「笹本祐一のミニスカ宇宙海賊のアニメ化らしいぞ」
「それなら最近本屋で見たことある。そうか。アニメ化するから再刊したのか。なら面白いのかもね」
「おいらも読んでないから何も言えないけどな」
「ぎゃふん」
「まさに群盲象を撫でる会話だな」
「そもそも、君はなんで見てないんだよ」
「いや、昔からUHFは守備範囲外と決めているし」
「今は地デジは全部UHFだろ」
「昔の13チャンネル以上の世界だな」
「他にいいたいことは?」
「UHFよりTDF-UH1」
「頭の中が古すぎ。ハーロックですらない古さだぞ」
「てへ」
「まあ、普通UH1と言ったらイロコイだろうけどな」
「世間では宇多田ヒカルらしいぞ」
「ぎゃふん」
愚痴は言うまいSP §
「2199発進式SPのチケットキター」
「キターって、2ちゃんねる用語使うなよ」
「いや、フォーゼ用語」
「ぎゃふん」
「しかし、SPというと懐かしいなあ」
「なぜ懐かしいの? ヤマトは最初からEPかLPで出たろ? SPでなんて出てないだろ? まさかSP=スピーカーだとでも?」
「まさか。昔のビデオには録画時間の設定があって、標準速はSPと表記されるケースがあったのだ」
「標準速/3倍速じゃないの?」
「8ミリビデオだとSPとEPが標準的な表記だと思ったな」
「それで?」
「ヤマトもSPで録画したかったよな」
「しなかったの?」
「たぶん最後の再放送みたいなときに3倍速で録画したよ。まだビデオテープ高い時代でさ。標準速で全話は無理だった」
「そういう思い出に連動しちゃうわけだね」
「全話LDボックスが出るなんて想像もできなかった時代の話」
「今は全話DVDボックスまであるものね」
「さて、チケットは当日まで大切に保管しないと」
オマケ §
「EPとかLPとかSPとか、若者おいてきぼりの単語来た」
「ここで役に立たない豆知識」
「なんだよ」
「海外のVHSには2倍速があって、2時間テープに4時間撮れた」
「それで?」
「日本仕様のデッキにも2倍速を再生できるものがあった。アメリカでNTSCのVHSテープのソフトを買うと2倍速のケースがあったが、再生できる場合もあった」
「もはや、ほとんど役に立たない知識だ!」