「なぜ2199の人材は厚すぎるぐらい厚いのか」
「なぜ?」
「正確には知らない」
「仮説ならあると?」
「そうだ」
「聞かせてよ」
「復活編とSPACE BATTLESHIP ヤマトで火が付いた『オレもヤマトやりてえ』というヤマト世代の大物達が、2199に動いた」
「えー」
「その際、本人が監督経験者でも、自分が監督やりたいとまでは言わない。童心に帰っちゃうからだ。ヤマトをやれることが重要であり、自分が頂点には立たない。自分の上には誰かがいても、それは当たり前」
「えー」
「たぶん、こういう現象はヤマトだから起きる。他のタイトルでは、これほど大物が上手く協調することはあり得ない」
「ヤマトは共通基盤なんだね」
「それから、出渕監督はむしろ指揮者タイプだってことが大きいだろう」
「指揮者タイプってどういうこと?」
「目に見えない部分で力強く芯を通すが、個々の音を出すことは各人に思い切りよく任せることができる」
オマケ §
0228 より
Mastergrade
1/100マラサイ5月に発売の模様。
バンダイ、ヤマト2199も頼むで!
「マラサイよりムサイ。ムサイよりムサシ。ムサシよりヤマト。ヤマトよりヤマト2199、という連鎖なのだろう」
「なんか違う気がするぞ」
「というわけで、2199版1/100ヤマトを頼む。でかすぎて、おいらは買えないけど」
「1/100かよ。ニチモの1/200大和よりでけえ!」
「その代わり艦載機をある程度作り込める。1/100ならな」
「1/72でも1/144でもなくて、スケールが中途半端」
「でも、あったんだよ。1/100のスケールモデルの飛行機も」
「えー」
オマケ2 §
「超精密1/100ヤマトを考えてみよう」
「ふむふむ。艦内も細かく作り込めるわけだね」
「その通り」
「けっこういいかんじ?」
「ところがヤマトのサイズはやたら矛盾しまくる」
「えー」
「だから、伸縮自在のゴム製で作る必要がある」
「なんだそれー」
「ゴムゴムの第1艦橋! 外から見ると小さいけどエレベーターで上がると中身はデカイよ!」
「ぎゃふん」
「というわけで、コスモガンあらため、ゴムゴムのジェットピストル」
「それは何か違うねん」
オマケIII §
「超弾動爆発ってなーんだ」
「なんだ?」
「ずっと昔にあったサムライ・トルーパーのアンソロジー本」
「なんで急にそんな話を」
「部屋の奥に転がっていたのを邪魔なので裁断してスキャンした」
「どこにヤマトが関係あるんだ」
「実はさ。これ女性向きなんだ。当たり前だけど」
「うん」
「そして、ヤマト世代は男と女が同じアニメを見るのが当たり前だったんだ」
「そうだね」
「だからさ。トルーパーとか『女性向き』とは思わず、自分も理解したいと思ったんだよ。だから、シュラトもキャプ翼も実はアニメ見てるんだぜ」
「えー」
「無駄な努力だったけどな」
「乙女心は分からないか」
「ボールは友達。というのは分かったけどな」
「ぎゃふん」
「でも、結局ヤマト体験があればこそ、こんな同人誌アンソロ本を買っていたわけだ」
「えー」
「ちなみに、超弾『動』爆発で正解。弾『道』ではない」