「現在、1/700 アオシマ フルハル重巡洋艦摩耶を組んでいるが、気付いたことを書いておく」
「なんで?」
「引っかかると結構骨だからだ」
- 説明書に書いてある部品番号95は実際には45と思われる (艦橋前面のパーツ)
- 説明書のW34はたぶんW43
- 説明書16の段階で高角砲を2つだけ付けているが、17の段階では6基全部付いてる。おそらく、16の段階で高角砲は全て付けて良い (つまり6個付けておく)
- 付属の展示用ベースの突起部を差し込む穴が艦底に空いていない。穴を開けることそのものはピンバイス等を使えば簡単だが、細かいパーツを付けた後だと壊れやすい。船体を左右合わせた時点で開けておくと良いのだろう
「他には?」
「艦橋には透明パーツを入れることになるので、先に塗ったパーツを組んだ方がいい」
「君はそうしたの?」
「いや、塗る前に組んでしまったので、けっこうしんどいぞ」
「透明パーツは塗らず普通のパーツは塗らねばならないわけだね」
「それから喫水線に塗り分けのガイド線がモールドされているわけでは無いので、思い切りが必要だ」
「なるほど」
「あと小林誠さんからTwitterでいくつかのアドバイスがあったので、それも検索すると参考になるかも知れない」
「でもさ。組めるわけだろ?」
「うん」
「ならさ。パーツ番号の間違いとかは意識しないで、正しく合うパーツを組んで行けばいいんじゃないの?」
「それはNGだ」
「なぜ?」
「実は未使用パーツが大量に出るからだ」
「なんで?」
「同型艦との共通ランナーや、WLモデルとの共通ランナーがあるからだ。信じられるか? ランナーにはWLの艦底パーツまで付いているんだぞ。こいつはフルハルモデルで付けられる場所が無いのにだぞ」
「えーっ」
「似たようなパーツが複数存在することもあるので、どれを使うのかは間違えないようにしたい」
感想 §
「買ってがっかりした?」
「いや、楽しかったぞ」
「いいのかよ、これで」
「2回も3回も同じことをやりたいわけではないが、けっこう良い刺激であった」
「どこが良かったの?」
「説明書のミスを2つ見つけた時点で、3つあれば本物だと思ったが、しばらく出てこなかったのでこれで終わりかと思ったら3つめが出てきてのけぞった。こいつは本物だ」
「でも間違いだろ?」
「ズベズダのオリョーノクA-90なんて、箱絵と説明書の色が食い違っているどころか、実は箱側面の完成写真には色も塗っていなければデカールも貼ってない。ぜんぜん参考にならないぞ!」
「おそロシアっ!」