Subject: 伊東に行くならマトヤ ~推理サイボーグ真田志郎の事件簿8~ (+【外伝・コスモガンフロンティア】) (PDF形式)
Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20150518165911
名前: めとろん
本文:
トーノ様 こんばんは。
「伊東に行くならマトヤ」、今回もとても楽しませて頂きました。
戦艦大和とタイの戦艦と秘密ドック、そして幻の宇宙戦艦大和計画。これらが段々繋がっていく展開がとても読み応えがありました。
ところで狐目の伊東にはもうちょっと派手に暴れて欲しかった気もします。
あのヌルヌルとした性格で「これだから女は」とか...
伊東が新見さんに送った物も非常に気になりますね。森雪から掠め取ったカプセルみたいなものでしょうか。
「めとろんさん、お読み頂きありがとう」
「なぜこの作品の伊東は決定的な活躍をしてくれないんだ?」
「それはだね。もともと伊東というのは、銃で脅す以外に真田に勝つ手段がないへたれキャラなので、真田の敵にはなり得ないのだ。かといって、敵になるほど優秀にしてしまうと伊東の伊東らしさが消えてしまう」
「ホモ臭を匂わせながら女を毛嫌いしていたぶったりしないの?」
「そのことなのだがね。それは第16話の伊東なのだ。本作の伊東は、ヤマト2199第9話の伊東を念頭に書かれているが、特にホモ臭は無いし、女も毛嫌いしていない。なので、特にそういう方向に話は発展していない」
「なぜ16話ではなく9話なの?」
「単に自分は9話の方が好きであるという理由による」
「ぎゃふん」
「本作は成り立ちからして、現在進行形の作品の要素は取り込みにくい。従って、ヤマト2199のネタをどうしても取り込む場合であっても、それは限定的になる。ヤマト2199ネタを散りばめた~推理サイボーグ真田志郎の事件簿2199~はあり得ない。あえて、そのようなものを書いてくれという依頼が権利者側から出るのでない限りはね」
「ふしぎなメルダでも実はメルダは登場しないってことだね」
「出てくるのは実際には駆逐艦メルダースだ。メルダと名乗る女性は偽物だった」
「そういう意味で伊東も限定的にしか扱えないわけだね」
「彼は一線の向こう側にいる」
「ヤマト2199世界の住人はあっちの世界の人達であり、本作の作品世界とは一線を引いているわけだね」
「一線の向こう側にいるキャラクターが大活躍する小説が読みたい場合は、【~駿河寛仁大学の推理サイボーグ真田志郎の事件簿2199~】が読みたいですとオフィシャル側に要望を投げれば良いと思うよ」
「それはぶっちゃけ、どういう意味なの?」
「仕事になれば何でもやるよ。自分にできることならね」
Subject: 伊東に行くならマトヤ ~推理サイボーグ真田志郎の事件簿8~ (+【外伝・コスモガンフロンティア】) (PDF形式)
Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】
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名前: トモネコ
本文:
推理サイボーグ・8+外伝を読ませて頂きました。
今作は元ネタが分かるものが多く、本筋と元ネタの両方で楽しませて頂きましたヽ(^o^)丿
ヤマトを使用しての上陸部隊に対するロングレンジ攻撃ですが、実史でもドイツ軍がイタリア戦線で28㎝列車砲(クルップK5)でアンツィオ上陸作戦の橋頭堡の攻撃に威力を発揮したと戦記に書かれています。
確か、トンネルを防空壕にして航空攻撃を防いだと・・
連合軍は列車砲を「アンツィオ・アーニー」と呼んだと
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%83%E3%83%97K5
(ウィキのアンツィオ・アーニーのページです)
トーノ様はK5をご存じでこれからの引用でしょうか?
また、私的にはガミラス・ロケットタンカーの登場も嬉しい所です!
外伝の方ですが「ガン・フロンティア」を文章にするととんでも無いことになってしまいますね(^_^;)
「触手研究」の成果も披露なされていますね(^_^;)
(私は研究書は購入済み、子供はダメ!)
「トモネコさん、お読み頂きありがとう」
「K5って知ってる?」
「それほど詳しくはないので、具体的にK5は知らない。まあどこかで読んで頭の中に残っていた可能性はあるがね」
「元ネタはドイツの列車砲?」
「列車砲だけで言えば、トンネルから出てきて撃つ列車砲は、ACE COMBAT ZEROにも出てくるな。エクスキャリバーを防衛するレーザー装備の列車砲」
「それが元ネタ?」
「いや、そうではなく、ホラ話を整合させるために、勝手にねつ造した要塞」
「強いて元ネタを言えば?」
「佐藤大輔の征途で、終戦時に大和を残存させるために強引に歴史を改編し、シブヤン海で長門が沈み、沖縄特攻にはヤマトの代わりに武蔵が行くような流れにしてしまった強引さを見習って、大和の代わりにタイダから受注した準同型艦戦艦マトヤが沈んだという話をねつ造してきた。しかし、いくら大和を残しても空襲で沈められるだけなので、マトヤ要塞というホラをでっちあげた。マトヤ要塞を探したい男が近くにホテルマトヤを建設したという話も成り立つしね」
オマケ §
「ちなみに、今回は実は2つの作品を用意していた」
「2つとは?」
「めとろんさんリクエストの伊東に行くならハトヤと、トモネコさんリクエストのコスモガンフロンティアだ」
「それで?」
「シヌノラの名前はヤマト世界に持ちこむならノラ=メラとして持ちこむしかないと思っていた」
「なんでノランじゃないの?」
「ノランは男の子だぞ」
「シヌノラン……。今日から可愛い男の娘になるの。よろしくね」
「キモイ!」
「ともかく、永遠のジュラをバックに持ってくるしか無いとあたりを付けていたところで、伊東に行くならマトヤを書いていた」
「それで?」
「伊東にはハトヤの他にどんなホテルがあるのかな……と思って調べると。聚楽じゃあるじゃないか」
「聚楽よ~ん」
「実名は出せないからホテルジュラの登場が確定した瞬間だ。ここまでは計画していなかったことだ」
「ジュラよ~ん」
「そのネタ、年寄りにしか通じないって」
伊東に行くならマトヤ ~推理サイボーグ真田志郎の事件簿8~ (+【外伝・コスモガンフロンティア】) (PDF形式) §
「ともかく未読の人は読んでくれ」
今後 §
「次回作については?」
「同じ趣向ばかりでも飽きられるので、特に強く推理サイボーグに向いた題材が無い限り、何か他の趣向を考えたい」