Subject: 感想・実験小説・ 宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち 異聞【もしヤマトが中立だったら?】
Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20151002111331
名前: トモネコ
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・実験小説の感想・
トーノ様、お疲れ様ですm(__)m
異聞【もしヤマトが中立だったら?】読ませて頂きました。
公開から時間が経過しているのでネタバレ感想をします。
新たな星間戦争を回避した筈なのに古代と森には悲劇しか訪れず、さらに最後は地球は広大な軍事国家になり、SUS国とのより激しい戦争に突入(>_<)
なんとも皮肉な結末です!
「平和は単純なものではない!」とのトーノ様のメッセージを突きつけられた気がします。
また、以前の作品にもありましたが、トーノ様は雪に古代以外の子供を宿らせたいとの願望がおありでしょうか(^_^;)
【復活篇】での古代の家庭が幸せでない事の理由付けとは理解しますが..
私は古代が家庭を大切にしないのは古代が「燃え尽き症候群」になっているためと考えています。
もっとも、外で有能な男が家庭でも有能な保証はありません(^_^;)
私が目にしている範囲ですが、仕事は超有能だが家庭的な事は大嫌いな人、また逆な人(どんなに忙しい時でも、家族のイベントで定時に帰宅する人)両方をバランス良く行なう事の出来る人、さまざまです。
セカンドシーズンの古代はどんな私生活をみせるのでしょうか、少し不安です(^_^;)
「トモネコさん、感想をありがとう」
「雪に古代以外の子供を宿らせたいとの願望がおありでしょうか?」
「別に無い」
「ならばなぜ雪はデスラーとくっつくの?」
「それはね。この話はディアナとキエルになぞらえているからだよ。平民が女王様に化けた後は、敵のハンサムとラブラブになるわけで、雪がデスラーとラブラブになっているのだよ」
「えー。そんな超絶裏設定があったのか」
「いや、今考えた」
「ダメじゃん」
「ふふふ」
「「平和は単純なものではない!」とのトーノ様のメッセージが込められているのかい?」
「好きなメッセージを読み取ってくれ」
「君がこの作品に込めたメッセージはなんだい?」
「それは特に語ることもないだろう」
「古代が家庭を大切にしないのは古代が「燃え尽き症候群」になっているためだと思う?」
「それは知らないが、本作の古代は別に森雪に対して不義理ではないよ。単にデスラーに雪を寝取られているだけだ」
「ひぃ~」
「そもそもさ。スターシャと雪は似てるんだから、スターシャの服を着た雪にデスラーは惚れてもおかしくないと思うわけだ」
オマケ §
Subject: ヤマトよ永遠にの本質的な欠陥は【全編が見せ場】
Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20151004083755
名前: トモネコ
本文:
・偶然ですが..
大阪でのヤマト講座の内容が偶然ですが、今回のトーノ様の記事と関係があり驚いています!
http://togetter.com/li/879535
(メルヒ三次元様の講座の内容のまとめ)
ストーリーを作る上での山場の配置と高さについての説明ですが、もっとも作家でもある
トーノ様には今さら説明不要ですね!
失礼しました(汗)
「うーん、この話はしていいのかねえ」
「というと?」
「たぶんね。ヤマト2199を見た、物語作りのプロのかなりの割合の人達が、実はあまりにも素人臭い作り方に怒っている……と思う。ガッカリしている人、こんなものかと思っている人も含めて」
「それで?」
「実は、その怒りの一部が追憶の航海からも漂ってくるような気がするが、まあ他にも何かを思った人が多くても不思議では無いよね」
「でも君はヤマト2199ではなく、ヤマトよ永遠にを批判した」
「まあそういうことだね。ヤマト2199だけでなく、ヤマトよ永遠にも構成が良くないと思う。じゃあ、完結編は良いのかと言えばあまり良くない」
「全部ダメじゃん」
「全部とまでは言わないのだがね」
「でもさ。昭和ヤマトにもダメなものが多いとしたら、当時のみんなの怒りはどこに行ったんだよ」
「だからさ。それがアニメブームを駆動する原動力になっているんだろうと思うわけだ。【違う、そうじゃない、こうした方が良い……】という気持ちが、山のようなアニメ作品に結実したわけだ」
「それは事実?」
「いいや。ただの空想」
「それで、君は序破急とか起承転結とかヤマ場の作り方とか知っているのかい?」
「序破急とか起承転結は教科書レベルの話。確か、鳥海尽三著のアニメのシナリオ入門所にも書いてあったと思う」
「君はそんな本を買ったのかい?」
「昔な」
「つまり、その程度の努力は払っているわけだね?」
「努力というか、スタートラインな。話はそこにはない。その先にある」
「で、ヤマ場はどうなんだ?」
「それはね。タイムボカンシリーズで【今週のヤマ場!】って叫んでいるでしょ? アレで学んだ」
「本当かよ」
「嘘だ」
オマケ2 §
「なんで物語の作り方を真面目に語らないんだ?」
「それは美女を解剖するような話になるからさ。グロテスクな内蔵を見せるわけにはいかない」
「でも、君はヤマトを解剖しているぞ」
「そうそう。ヤマトは丸裸にしてやる」
「でも2199は解剖しない」
「良いヤマトは死んだヤマトだけだ。死んでいないと解剖できない。2199はまだ生きている。あれはネクロマンサーが扱う対象ではない」
「おまえはネクロマンサーなのかよ」
「違うに決まっている」