「FINAL FANTASY 13-2はどうなったの?」
「全てのフラグメントを回収し、真のエンディングも見て、最強武器も手に入れて、サッズのDLCシナリオもクリアして、あとはスノウとライトニングのDLCをクリアして終わろうかと」
「ふーん、それで?」
「実は、【真のエンディング】がダークであまりFFらしくない。かといって、スノウやライトニングのDLCがそうなのかも分からない。そこが引っかかっていたが、長い散歩中にやっと分かった」
「何が分かったんだい?」
「つまり、最後に真の真相をぶっちゃけてさあ次に行こうと言うのはACE COMBAT 3そのもの。ヨーコとユールの名前の類似性と、ヒストリアクロスから各時代に行く映像とデータスワローの表示の類似性に気づいたら、他にもいろいろと類似性が」
- カイアス→サイモン/ディジョン
- ユール→ヨーコ
- ユールの死→ヨーコの死
- セラ→レナ
- デュプリケート→サブリメーション
- ヒストリアクロス→エレクトロスフィア
- マルチエンディング→マルチエンディング
- 全てのエンディングを見ると最後にスタッフロール後に出現する真のエンディング
- レナの失われた記憶→ノエルの失われた記憶
- 身近な女性(アリサ)の裏切り→身近な女性(シンシア)の裏切り
- 科学万能の街(新都アカデミア)→科学万能の街(メガフロート)
- ファルシ→スフィルナ
「まさか。セラもノエルもAIじゃないぞ」
「そうだ。AC3は主人公がAIなので、同じ事件が別の結末を迎えても矛盾しない。虚構だからだ。しかし、FF13-2は矛盾してしまう。そこで、【時間改変もの】として作られる必然があった。それなら、矛盾は露呈しない」
「なるほど……」
「しかも、アガスティアタワーのエンディングではセラとノエルがデュプリケートになってしまうので、実在しないという特徴を見せてくれる」
つまり §
「つまりね。スノウのDLCとライトニングのDLCは、余計なオマケ感が強かったが理由が分かった」
「真の結末があまりにあれなのに余計なの?」
「そうだ。ACE COMBAT 3的に言えば、余計なのだ。NEMOは、敵を倒す刹那の快感しか持ち得ない。将来的に何者になることもできないのだ。それと同じことが、FF13-2にも言えるのだ。ちょんちょこりーん」
「でも、それはFINAL FANTASYらしくないわけだね?」
「そうだ。だからライトニングリターンズがあるのだろう」
「それもやるのだね?」
「そのつもりだ」
余談 §
「AC6にシスターレイみたいなシャンデリアが出てきたので、やり返したのがAC3みたいなFF13-2だとすれば、AC7は更にやり返す感じなのか?」
「勝手に想像しすぎだよ」