名前: トモネコ
玉盛先生のアンドロのポイントは拡散波動砲口端面が斜めに下を向いている所かと思います。
艦の軸線も当然考慮されていると見ました。
「うむ。波動砲の発射口が斜め下にカットされている」
「なぜだと思う?」
「実は2202アンドロメダは波動砲発射口が小さめなんだ。斜めにカットすることで、擬似的に断面積を大きくして小さくないように見せかけているのかもしれない。まあ、そんな理由ではなく、単純にデザインの問題かもしれないがね」
「そこも工夫だと思う?」
「思うぞ」
オマケ §
「気付く事が遅かったです!」
トーノ様、お疲れ様です。
2202の情報が追加されましたね。
小林先生のイメージイラストが大きなサイズで拝見出来て「ハットと」気付いたのですが、カラー画のラストシューティングと線画の二枚のイメージがまさにトーノ様が以前発表されたヤマト小説の
http://erika.piedey.co.jp/meikaitan/tenkaitan.pdf
そのままです!、カラー画の船体から伸びる図太いケーブル、線画の骨組みのスカスカ
の船体から向こう側が見えるイメージはまさに小説のイメージです(驚)
(波動砲口の向こう側に背景が描かれています)
これは単なる偶然では無いように思うのですが・・・
イメージイラストなのでこのままのシーンがアニメ本編で再現される訳では無いとは思いますが、ますます、続編に期待が高鳴ります!
「トモネコさん、考えすぎると身体に良くないぞ」
「どう考えすぎなんだい?」
「そもそも、ボロボロのヤマトを描いたのは小林さんの方が先。単純に、西崎さんがボロボロだと可哀想だと言うので没になっただけ。それに、同じようなアイデアが同時多発的に出てくることも珍しくないし、たとえ影響を受けることがあるにせよ、それも日常茶飯事。オタク達が開祖だと思っているオリジナル作品群よりも前に、どれほど多くの【元ネタ】があるか分かってないだろう」
「どういうこと?」
「たとえばさ。WikiPediaの未来少年コナンの項目を見ると、【本作の影響】という項目があるが、この作品が他者に与えた影響しか書いていない。何から影響を受けたのかは何も書かれていないが、確かに影響を与えた作品群は存在する」
「アニメは実写からぱくっているという告発?」
「いいや。影響を与えるという行為はどこにでもある。実写映画から実写映画に影響を与えることもある。アニメだから特別ということはない」
「アニメを特別視するのはオタクの視線であって、実際はそんなに特別じゃないわけだね」
「そうそう。クレージー映画のオープニングそっくりのシーケンスをコント55映画の冒頭でやってたりね。そういうのがあるわけよ。バックグラウンドに。アニメだけ独立しているわけではなのだ」
「じゃあ、影響はあったと思う?」
「さあ。制作現場の内情は知らないから何も分からないよ」
「同時発生的に同じアイデアが出てくるなんて、本当にあるの?」
「あるよ。たとえばさ。超大型船が丸っこい都市部と直線的な戦艦部がドッキングしているなんて、昔考えたオルランド100Kクラス戦艦と同じ構成のものがマクロス7に出てきた時はのけぞったものだ。おそらく、自分の考えをどこかに出したことはないはずなので、突きつめて同じ場所に行っただけだと思う」
「宇宙船に都市があると言う発想そのものがマクロスからの影響じゃないの?」
「おいらが考えたのはそもそもマクロス以前なので」
「えー」
「そこは、サイレント・ランニングやスターロスト宇宙船アークの影響だろうな。マクロス以前の話だ」
「そんな古いのかよ」
「そうそう。マクロスで衛星軌道から地上を砲撃していてね。アニメでは画期的だったのだけど、衛星軌道からの砲撃はその前からとっくに考えていた。考えていたけど、それはSF読みなら誰でも思い付くようなものだろう」