「おおっ!」
「何を興奮しているんだ」
「あのね。凄いものを見つけてしまった」
「それはなんだい?」
「ヤマトよ永遠の序盤で黒色兵に銃撃される列車があるだろう?」
「うん」
「あれのことだ」
「あれなら知ってるよ」
「そうじゃない。詳細を知っているかだ」
「えっ?」
「まず設定資料はパーフェクトマニュアルにも載っていない (載っているならページ数を教えて欲しい)」
「それで?」
「豪華本には載っている。しかし、画面で見られるものとは少し違う。なんとJNRのマークっぽいものが描かれている」
「日本国有鉄道だね」
「そして、先頭が赤くて突き出している。運転台が高い場所にある。横長の窓。色が黄色いのは色調整の間違いで本来はクリーム色と思われる」
「それで?」
「これはJNRの181系だよ。まあ、151系という可能性もあるが」
「481系という可能性は?」
「おそらくない。ボンネットに髭が無いから。同じ意味で161系も除外して良いと思う」
「じゃあ、キハ81系は?」
「スマートな感じだからイメージ的にはやはり181だろうなあ」
「そうか。181系を未来的に手直しした感じだから興奮しちゃうわけだね」
「しかし、デザインしたのは絶対に鉄道マニアだ。誰だろう。板橋さんかな。板橋さんなら間違いなく鉄道マニア。しかし、そこがはっきりしない」
「豪華本は誰の仕事かは明示していないわけだね」
更に §
「ではそれで話はおしまい?」
「違う」
「まさか」
「実は、【あれは181系なんだ】と思ってコマ送りで永遠にのあのシーンを見ると。あの列車は凄く格好いい」
「へー」
「今まではね。高速で走行する列車を銃撃したって皆殺しにはできないと思っていたが、多数の兵士が同時に撃っているので、それならみんな死んでも無理はないかなと思えるようになってきた」
オマケ §
「某映画の列車爆弾を見た瞬間、これは鉄道マニアのアイデアではないと直感したよ」
「それはもういいから」
「そして、豪華本の反磁力列車の設定にJNRっぽいロゴを見たとき、これは鉄道マニアの仕事だと直感したよ」
「その直感は正しいの?」
「さあ。単にそう思っただけで裏付けは何も取ってないから」
オマケ鉄道物語 §
「おそらく、銀河鉄道物語に、これと似た設定の列車があるに違いない……と思ったがただの直感だ。違うかもしれないよ」