「部屋の整理中に小学生時代と推定される肉筆鉛筆描きの【新宇宙戦艦ヤマト】(松本零士の同名コミックとは全く別のもの)が発掘されたが、同時に発掘されたノーチラスX7番外編を練習としてスキャンしてみたので公開する」
「鉛筆描きのコミックなんだね?」
「そうだ。全ページある」
宇宙潜水艦ノーチラスX7番外編 (OneDrive上の公開フォルダ。全ページ画像)
「これは全部君が描いたものかい?」
「いや。友達との共著であった。Hくんはさる宗教関係の漫画家の息子であり、本人も本当に漫画家になりたがっていた。今どこでどうしているか知らないので、Hくんには無許可公開になってしまって済まない。先に謝っておく。ごめん」
「どこで区別できる?」
「線が太いのがH君で、細い方が自分の絵。ノーチラスX7、艦長、ゴルゴン戦艦などはH君の絵。最初にやられる戦艦や、いちいち文句を言っている鳥は自分の絵」
「で、これがなぜヤマトの感想に関係するんだい?」
「明らかに宇宙戦艦ヤマトの影響下にあるよ。ゴルゴン戦艦のデザインとか、その他のいろいろな描写とか」
「他に何か気付いたことは?」
「奥付が1978年8月6日発行になっているのだが、これがさらば宇宙戦艦ヤマト公開の1978年8月5日の翌日ということになる。なぜそういうタイミングでこれをやっていたのかは良く分からない。この日付は正しくない可能性もある」
「どう正しくないの?」
「本の形式にまとめたのがその日で、中身はもっと前に描かれていた可能性もある。あるいは、その日付そのものが未来の日付だった可能性もある」
オマケ §
「それで【子供トーノ版新宇宙戦艦ヤマト】の方はどうした」
「それはまた後日スキャンする。画用紙鉛筆書き同人誌は意外と取り込むのが面倒くさいのだ。これだけやって力尽きた」