零戦スーパー99型の凱歌: 本土上空の死闘
「この小説はなんだい?」
「究極に強い零戦が米軍に勝つというものだ。取りあえず日本が負けるシーンは一切なし。ひたすら優秀な日本人を称える内容だ。愛国心に燃える少年達の熱い魂が有る限り日本は負けない!」
「それで、零戦スーパー九九型って強いんだね?」
「強いのなんのって九つの超性能がある。ここで一気に紹介しよう!」
- エンジンが九千馬力級
- 九九ミリ機関砲装備
- 爆装時は九十九番を九発搭載可
- 増槽は最大九個搭載可能
- 米正規空母も一撃で仕留める対艦噴進弾【勘九郎】搭載可
- 零戦スーパー九九型の母艦は空母九十九(つくも) (正式名 戦時急造輸送船九十九号)
- 初出撃は昭和十九年九月九日
- 基地は九鬼島
- 部隊名は救国第九航空戦隊 (別名は九人の戦鬼)
「ともかく全部【九】なんだね?」
「そうだ。全て究極だ」
「ところで、最後の方は超性能じゃないような気が……」
「でも、【九】だぞ」
「最後に教えてくれ。スーパー九九にも敵がいるんだろう?」
「うん。いる」
「どんな敵か教えてくれ」
「機体はドイツ製の超兵器、パイロットは何と主人公ススムの兄五郎だ」
「なぜ日本人の兄が敵に……」
「おっとそこは中身を読んでくれ」
オマケ §
「ところで、いろいろ設定に無理があるような……」
「全て九と書くためにいろいろと整合性は無視した」
「えー」
「でも強いぞ」