フットボールフロンティア編のDVDは3枚持っていましたが、第11話【新監督を探せ!】は見ていませんでした。
ですが、バスの回想シーンを探して昨晩見ました。(他にも確認のため他の話数やイナダンのBDも少し見た)
見たらもの凄く面白いことに気付きました。
特に凄いのは、鬼道の部屋に入り込む影山。
義理の親も絡んで鬼道と影山の関係は複雑。
顧問と部員の関係を越えてしまっています。
このシーンを最初に見た時、面白さは分かっていなかったような気がします。
しかし、今は分かります。
それはなぜか。
影山の立場が分かるからです。
影山は、力で支配する帝国学園の総帥であると同時に、息子を心配する鬼道父の依頼を受けて様子を見に行く【大人】としての役割も与えられています。影山と鬼道父の関係は良く分かりませんが、影山が鬼道父を支配しているような関係でもありません。支配関係ではなく、距離を取った大人の関係なのでしょう。かなりまともなあの鬼道父の信頼を受けた影山は、それほど無茶なことはできません。(サッカーの試合では無茶をしてますけどね)
では、その状況で塞ぎ込んでしまった鬼道に何を語りかけるのか。
まあいろいろ言ってはみるわけですが、結果的に鬼道は影山の言うことを聞きません。
ついには明確にチームメイトを誘って明確に逆らい始めます。
しかし、皮肉なことに、それによって鬼道は影山の最高傑作に進化して行ってしまうのです。
結局、影山はどんな気持ちで何を目指して語ったのか。
本当は、かなり鬼道に同情的で好意的だったのかもしれません。しかし、結果としては反発させてしまいます。
鬼道が進む道は善なる道とも言えるし、子供っぽい正義感の道とも言えます。
ラーメン屋の鬼瓦 §
円堂が響木を説得している背景で新聞を読んでいるラーメン屋の客って鬼瓦なんですよね。最初は誰だか分からない感じで意味ありげに出てくるんですよ。
鬼瓦の回想 §
伝説のイナズマイレブンの悲劇を聞くのは鉄塔広場で鬼瓦からだったのですね。そのあたりは忘れていました。(事故だけ覚えていた)