ゆるゆると昔のエピソードを見る試み。次は第25~26話。フットボールフロンティア編はこれで終わり。27話以降は既に見てます。
マジン・ザ・ハンド §
これだけ大騒ぎして究極の必殺技としてやっと修得したのに、その後であっさり破られるのだからどうにもなりませんなあ。やはりストーリー的には連続していないと思うべきなのか。
むしろ、響木も使えなかったマジン・ザ・ハンドを会得していい気になった円堂の前に、大介さんが「おまえのサッカーはどこにある」と言いながら出てくる方がストーリー構成としては素直。
イマイチ感が…… §
とはいえ、フットボールフロンティア編のラスト2話にしてはイマイチ感が。
ストーリーは【神のアクア】の謎解きがメインだし、勝因はただの根性論だし……。
序盤にポロポロと負傷者が出ているのに、残り10人になってからは何をされても人数が減らないのも良く分からないし……。(なぜか倒れても起き上がってスーパープレイをする。負傷はしてないの?)
しかも、影山の言い分が微妙に変。サッカーへの復讐が勝利し続けること?
そもそも、神のアクアってドーピングそのものじゃないの?
ルール上禁止されていないの?
禁止されていないとしても翌年から禁止されてしまわない?
試合直前にいきなり大介さんの死因の話を円堂にするのも変。
新仮説・本来は世宇子中ではなかった §
取りあえず、決勝戦で当たるのは本来世宇子中ではなかった、という仮説を思い付きました。明らかに世宇子中はイナズマイレブンの中で存在が浮いています。(スタジアムも浮いています)
フットボールフロンティア編全国大会での参加チームは、各地方のご当地キャラが普通だとすれば、ギリシャっぽい世宇子中は、【本来、26話以降の世界大会で当たるはずのギリシャ代表になるはずではなかったのか】という気がします。つまり、ギリシャ代表ゼウス中です。
それを、前倒して出場させたと考えるわけです。
とすれば、開会式に世宇子中が参加していないのは、【まだキャラクターデザインが間に合わず参加させられなかった】とも考えられます。
帝国を破った世宇子中がシルエットでしか登場せず、しかも似ていないのもそのせいかもしれません。
とすれば、【神のアクア】を使う影山との最終決戦は本来の構想の第51~52話あたり。
更に国内全国大会に世宇子中がいないとすれば、あまりに不自然な鬼道の雷門移籍は発生せず、鬼道の参加はオールジャパンを組織するにあたってのチーム参加になります。
まあ鬼道の移籍は伏線もあまりなく不自然すぎるのですが、それはそれで凄く面白いのですけどね。
しかし、そうすると鬼道と一之瀬を移籍させた結果あまりにも雷門サッカー部が強くなりすぎた(一部のキャラの出番を食った)という疑問にも答えが出ます。この仮説の場合、雷門に加入するのは一之瀬だけで、仮称世界大会編に移行して一之瀬がアメリカチームに移動した後で鬼道がチームに参加します。
鬼道+一之瀬で撃つ必殺技は本来別の組み合わせで撃つはずだったという可能性もあります。
まとめ §
第25話、第26話はもう一度見たいなあ。
オマケ §
「秋。大変だ。イギリス代表が試合中なのにボールを蹴り出して何か全員でドリンクを飲んでいるぞ」
「ねえ、これ不自然だと思わない? 水分補給がいくら大切だと言っても全員が一緒に飲むなんて」
「あれは神のアクアに違いない! 大英帝国め、占領したギリシャから神のアクアを奪ってそれを飲んでいるな?」
「良く見て、円堂君。彼らが飲んでいるのは紅茶よ。今はお茶の時間なのよ」
「さすがイギリス代表だ」