- 106 最後の決戦!影山零治!!
- 107 じいちゃんの最後のノート!
全体の流れ §
影山、真の黒幕から殺されます。
イタリア対ジャパンの試合は引き分けで、他のチームの勝敗でジャパンの決勝トーナメント進出が決まります。
そして、じいちゃんの最後のノートが出て来ますが中味は精神論です。
リカと塔子がノートと一緒にライオコット島に来て変なおっさんに変なブレスレットを押しつけられます。
白影山と黒影山 §
ミスターKとなった影山は服が白くなっています。
これは善人モードの影山ということですね。
悪人モードが黒影山。
影山死す §
本放送で見えいるはずなのにここで死ぬのは忘れていました。
どうも、盛り上がりませんね。印象に残りません。
影山のキャラクター性からすると、浮いている感じがします。影山なら勝つためにどんな手段も使わないとおかしいし、そもそもチームKは何だったのか。クリーンなサッカーをやりたいだけならチームKなど要らないはず。
むしろ、悪の属性を克服するキャラは鬼道だったはず。
どうも、影山の解釈はスタッフの中でも一貫しておらず、最初から最後まで迷走したキャラだったのではないかという気もします。
ただし、物語的にここで影山が死ぬのはある意味で正しいことになります。
真の黒幕との決戦に向かって進む以上、ここで影山の物語を綺麗に完結させることはできません。あくまで綺麗に完結させず、スパッと断ち切って次につなぐ必要があります。
じいちゃんの最後のノート!? §
じいちゃんの最後のノートというのがまた盛り上がらない。
円堂大介のノートなら意味不明の擬音で書いていないとらしくない。変な精神論もらしくない。
そもそも、陽花戸中にあったノートが最後のノートではなかったのか。
円堂大介のノートはいったい何冊出てくるのか。
ついに決着! リカ対一之瀬! §
気になっていたのは、一之瀬とリカの関係です。
あれだけグダグダになって退場した一之瀬と、入れ替わりにライオコット島に来たリカ。
一応、電話で話して振られたことが判明。
しかし、あまり落ち込んでいないリカ。
実は、既に他に目を付けた男の子がいたりして。
(実は塔子という百合展開も妄想オッケー)
頑張れイナイレ界のダーティーペア、塔子とリカ。
考察・リカと塔子 §
塔子の父は財前総理。その設定は世界への挑戦編でも承認されました。
ということは、リカが入りびたった塔子の家は財前総理の家。
107話でバタフライドリームを二人で決めたと言うことは、未だにサッカーはやっているはず。しかも一緒に。
ということは、リカはSPフィクサーズの準構成員になっていて、財前総理からも気に入られている可能性があります。
おお! リカは財前総理の愛人説の浮上!
(相手にされていない自称愛人の可能性大)
世界への挑戦編になって女の扱いが変わった §
塔子とリカが選手として存在した脅威の侵略者編に対して、世界への挑戦編は女子選手が見て取れません。そもそも、塔子はSPフィクサーズ所属だし、パパもサッカー大好きなんだからサッカーやってないとおかしい。サポーター感覚でユニフォーム着てるのは違うような気がします。
つまり、世界への挑戦編はスターシステムで同じキャラが出てくる別の物語と解釈しても良いのではと思うものの、脅威の侵略者編の設定を多く引きずっているのですよね。ここはスパッと【同じキャラが出ている他の話】と割り切っても良かったと思いますが、そこまで割り切れてはいません。
ヒデ・ナカタ §
イタリア代表のキャプテンは日本人。
それはファンタジーが過ぎるだろうと思ったけど、まあ超次元サッカーだから許す。
ついでに監督も日本人の影山だけど、それでいいのか。
それはファンタジーが過ぎるだろうと思ったけど、まあ超次元サッカーだから許す。
まとめ §
世界への挑戦編の89話はもの凄く良くできていて、面白かった。
でも、そのあと徐々に迷走が広がり、100話ぐらいから完全にどっちを向いているのか分からなくなってきた感じですね。
特に、イタリア戦。どっちを応援して良いのか分からない内容です。
そして、他チームの勝敗に決勝トーナメント進出が掛かってしまうという展開に喜びはなく、かといってそれをドラマ作りに活用する感じでもありません。
おそらく、このあたりで【人気作イナズマイレブン】にクチバシを突っ込む偉い人が増えてきて、船頭が多くなって船が山を登り始めています。
まあ最終回まで見届けましょう。
オマケ §
「塔子、たいへんや! 島が、島がゆれとる」
「それはただの地震だろう、リカ」
「こ、これは! ライオコット島がおこっとります!」
「それはただのダジャレだろう、リカ」
「てへ」
考察・イナズマ女子サッカーの可能性 §
実はイナズマ女子サッカーの可能性は真面目に考えてしまいますね。
女子がフィールドに立たないFFIがあるなら、それに対するカウンターとして女子だけの大会がないとバランスが取れない。
塔子キャプテンと、リカ副キャプテンで世界と戦う日本選抜女子チーム……というのがあればそれはそれで燃えそうな気が。