「うほほほ、本当に終わり向けて転がり始めたな」
「どうだった?」
「面白かったよ」
「それで、女子会はどうだった?」
「男だか女だか良く分からない人は九郎丸とナナコ。それで女子会なのだろうか」
「性転換願望者の桃源郷?」
「まあ、そのあたりはよりテーマは現代的になったと言えるのかも知れない、ラブひなの頃は要するの風呂の覗きがメインテーマで男と女の区別は今より明瞭だった」
「なるほど」
「相変わらず図書艦と艦隊は上手いね。かっこいい」
「他には?」
「膨大な【飾りではない】本に囲まれた部屋はやはりいいね。飾りの本への批判はあるが。ネギま!/UQの本棚はハシゴをかけて読みに行く前提だ」
「なるほど。他に何か?」
「ジェイコブズ・ラダー再登場」
「そのことに何か意味が?」
「映画ジェイコブズ・ラダーというのは、死にかけた人間が見た幻影を描いたものなんだ。だから筋が通らないことが起こる」
「それに何か意味が?」
「源五郎の告白だよ。彼は魔法の無い世界でトラックに轢かれて、魔法のある世界に来た。つまり、トラックに轢かれて死ぬ寸前の幻影がUQ Holderの物語だとしたらどうする?」
「だから、ジェイコブズ・ラダーなのか?」
「本当に何が起こるのかは分からないぞ。別の結末かもしれない示唆もある。そもそも、ジェイコブズ・ラダーは他の意味かも知れないしな」