火星の地底世界の古代王国第6巻 火星の地底世界の不死者 女騎士ミザールの肉体の秘密
「国盗りはどうした。マナピクコピーはどうした。いつになったら話が本題に入るんだい?」
「うん。この6巻が全てのターニングポイントだ」
「どういうことだ?」
「第6巻の内容は、ひたすらミザールが馬鹿な言動を繰り返して総突っ込みを受けるというものだ。ところが、この巻ではとても重要なことが二つ起こる。主人公ラマが宿敵マナピクコピーと生で初対面する。ラマ対マナピクコピーの戦いはここから盛り上がる。それからもう1つ。ラマはこれから攻め滅ぼすべき宿敵ノアグ王国に足を踏み入れるんだ」
「なるほど。話がここから急展開していくわけだね」
「それから、小説・火星の地底世界バルシダーに登場したママース騎士団のカットとペイスの子孫が登場するぞ。火星の地底世界バルシダーのファンは見逃せない」
「カットとペイスってなんだっけ? ビックスとウェッジみたいなもの?」
「いや、それはFFだから。妖族と戦っている時に合流した二人だよ」
「なるほど。そのことにどんな意味があるの?」
「第6巻はママース騎士団の視点で話が進行する。カットとペイスは支援してくれる他者であったが、今回はママース騎士団員視点で話が進行する」
「それでみどころはどこなんだ?」
「カット・ショルトクトの子孫にして、眼鏡の天才少女カーネル魔道士のコトルル・ショルトクトが怪盗ルピに誘拐されてしまうのだ!」
「ルピって変な名前」
「豆知識! 実はルピってルパンのユニリン読みなんだよ! これ本文にも書いてないからね! ここだけの情報!」
「わお。でルピは捕まるの?」
「それは読んでのお楽しみ」