ハタと気付きました。
黒い宇宙に黒いブラックタイガーを飛ばそう……と考えるのは無理があります。
実際は腹の白さと黄色の面積の多さに救われていますが、黒はアウトです。
あえて黒を使いたいと思うとすれば、何か元ネタがあるはずです。
戦闘機で黒いのは(黒い零戦のようなものを除けば)夜間戦闘機ぐらいしか思い付きません。
ブラックタイガーの元ネタは夜間戦闘機ではないか、という説を思い付きました。
潜空艦だ、ソナーをあげよ §
実はこの話には続きがあって、夜間戦闘機が黒いのは暗い夜空に溶け込むためです。
これを暗い宇宙に溶け込むと読み直せば彗星帝国の潜空艦そのものです。
実は、ブラックタイガーは宇宙の黒に紛れて敵を襲う【宇宙忍者】的な戦闘機を想定されていたものの活かされなかった、という仮説を思い付きました。このアイデアは彗星帝国の潜空艦で初めて日の目を見たことになります。
(ヤマトIIIの次元潜航艇のアイデアは全くの別口ということになります)
更なる仮説・本当のブラックタイガーの出自 §
コスモゼロは作画カロリーが高いので、ブラックタイガーが産み出されたとされますが、本当は違うかも知れません。
シームレス戦闘機と同様の特殊機体として構想されていたブラックタイガーが、作画カロリーが低いという理由でコスモゼロの代役として抜擢された可能性もあります。
ブラックタイガーの作画カロリーが低いのは、「見えない機体」が訴求ポイントで形状で説得する必要がないからかもしれません。