2004年03月11日
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20年以上を経て偶然再会する友人は歯学博士になっていて、話題は「局免」と「HOゲージ」だった!?

Written By: 川俣 晶連絡先

 ここで中山二博君の実名を出すのはプライバシー情報的にどうかと思いましたが、医学博士で自分の矯正歯科医院のWebページで完全に名前を出しているので構わないだろうと判断しましたので、ここでは実名を書きます。

偶然の再会 §

 中山二博君は、小学校から中学校に掛けて長い付き合いのある友人でした。

 長い付き合いがあるだけでなく、個性のある好ましい人物でもありました。きっちりといろいろなことを行う几帳面さと、世間の流れに流されない頑固さがあったように思います。そんな彼がなぜ私などと付き合いがあったのか謎ではありますが。

 そんな中山君は、一時期、同窓生の間で行方不明になっていました。時々、中山君を知る者が出会ったときに、「彼はどうしている?」「さあ」というような会話が行われていました。

 しかし、今日、あまりにも偶然に彼と出会うことができました。

 話の発端は、今日の外出にあります。インクリボンを買って、ついでにコードレス電話子機のバッテリをリサイクルに出そうとヨドバシカメラまで行こうと思っていたのですが、その際、薬用シャンプーの代金を渡すために、ヘアサロンサノに立ち寄ろうと思い立ちました。ヘアサロンサノは桜上水駅の近くなので、ちょっと横に逸れるだけで寄れるためです。

 そして、ヘアサロンサノに入ると、佐野君の父上が店番をしていました。父上が佐野君を呼びに行っていると、そこに一人の男が店に入ってきました。お客さんだろうと思って、待合いの椅子に座れるように移動して場所を空けましたが、そこに来た佐野君の態度が妙です。

 実は、この男こそ、中山二博君だったのです。

 これはびっくり!

 昔とはかなり雰囲気が違ったような気がしますが、良く見れば面影も見えます。

歯学博士・矯正歯科医 §

 再会によって、いろいろなことが分かりました。

 まず、彼の消息を知らない人ばかりだったのは、彼が九州の方にずっと行っていたためだと分かりました。現在は、子供の頃に住んでいた実家の場所に戻り、何と中山矯正歯科という矯正歯科の医院を自分でやっていることが分かりました。ちなみに、このリンクをクリックするとjcomのドメインに飛んでいきますが、http://www.nakayamakyousei.com/という独自ドメインも持っています。そこにリンクしているのですが、そこからすぐにリダイレクトされてしまうのが惜しいところです。

 それにしても、歯学博士の肩書きを持っているとは大したものです。

 上記サイトの経歴を見ると、日本矯正歯科学会だけでなく、アメリカ矯正歯科学会にも所属しているようですし、更にWorld Federation of Orthodontists Fellowという肩書きも持っているようです(それが何かさっぱり分かりませんが)。更に、日本顎変形症学会であるとか、日本口蓋裂学会といった、全く何を扱っているのか分からない学会にまで所属しているようです。

 こういう特殊な分野に入って行くマニアックさが、実に中山君らしい感じがします。そもそも、やっている歯科医院も矯正歯科と名乗っていて普通の歯科ではなく、矯正だけを扱うという分野を絞り込んだマニアックさ。さすがです。

再会してすぐ口にしたのは「局免が更新で……」 §

 それはさておき、再会してすぐ話題になったのが、「局免が更新で……」という話でした。これは、読者の99%は理解できないと思いますが、アマチュア無線の無線局の免許の更新という意味です。実際に交信はしていないそうですが、局免許を更新してコールサインは維持しているそうです。私は局免は切らせてしまったので、コールサインはもうありません。まあ、そんな会話がいきなり始まって問題なく通ってしまうところが妙な関係とも言えますね。

 それから、まだHOゲージやっているの?、とも聞かれました。

 アマチュア無線にHOゲージと言えば、中学時代の工作部を思い出します。あ、でもおかしいな。無銭班(誤記ではないらしい。念のため)に所属していたのは中山君ではなく私だったのに。中山君は鉄道模型班だったように思います。

これでもう行方はロストしない……か? §

 中山矯正歯科という医院を開いて、医院のサイトも開いている以上、彼に現状に関して知りたければ、検索エンジンで調べれば発見できる状態になりましたね。これで、もう彼の行方はロストしない……かもしれません。

 ちなみに、ヘアサロンサノの佐野君は、自分のサイトを持っていないので、この方法では調べることができません。

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