2004年12月08日
川俣晶の縁側歴史と文化歴史資料館巡りtotal 4618 count

伊能図の世界 あるく はかる つくる -伊能忠敬の日本図展-

Written By: 川俣 晶連絡先

 チャットで教えられたさるニュースのURLを見ている時に、他のニュースの見出しも目に入りました。

 それを見ると、どうやら伊能忠敬の展示イベントがあるらしいことが分かりました。

 しかし!

 場所を見てびっくり。

 日大文理学部。

 徒歩圏内です。

 というか、散歩で歩いていく歩数で楽々行ける場所です。

レッツ、Body First! §

 さて、いつでも行けるけれど、どうしようかと考え始めたのですが。

 考えるより先に身体を動かすというBody Firstを実践するチャンスということで、考えるのをやめて会場に向かって歩き出しました。

いつの間にか建物が増えている? §

 久しぶりに日大まで歩いてみると。

 伊能図の世界と書いた黄色いのぼりが道に沿ってずらっと並んでいました。

 入り口はすぐ分かりました。

伊能図の世界 あるく はかる つくる -伊能忠敬の日本図展-伊能図の世界 あるく はかる つくる -伊能忠敬の日本図展- [300x400] [600x800] [750x1000] [768x1024]

 会場は2つありました。

 1つはこれ。

日本大学文理学部 百周年記念館日本大学文理学部 百周年記念館 [300x400] [600x800] [750x1000] [768x1024]

 百周年記念館というのは、昔来た時には見た記憶のない建物です。いや、忘れているだけかもしれませんが (汗

 もう1つは、これです。

日本大学文理学部 図書館日本大学文理学部 図書館 [300x400] [600x800] [750x1000] [768x1024]

やっぱり凄い伊能図 §

 (古)地図好きには見るだけで頭がクラクラするようなあまりに素敵すぎる内容です。

 順路に沿って見ていくと、最初に中図を見ることになります。

 この中図だけで十分に凄いものです。なにせ、でかいですから。

 しかし、そのあと、体育館のような場所に展開された大図はもっと凄いです。何せ、床一面の日本地図ですから。これを、全て電子装備もない時代に測量して描ききったというのは凄いことです。人間の知性とは、それを可能にするものですね。凄い高性能の機械を使うことよりも、単純な道具と合理的な知恵によって目的を達成することの方が、ずっと知性を感じられると思います。

書いてあったよ下高井戸 §

 じっくり見てみると、中図にも大図にも、下高井戸の名前が書かれていました。甲州街道の宿場町ですから、当然期待されることではありますが。それでも、確かに当時から続く歴史があると分かるのは興味深いことですね。

様々な文書も §

 測量を許可する書類なども展示してありました。

 これは、私には良く分かりませんが、研究者にはとても価値あるものでしょうね。

地球の大きさを知りたい §

 伊能さん、普段自分が往復している場所を測量して地球の大きさを割り出そうとしたものの距離が不十分。そこで、蝦夷地まで測量に行きたいと思った、というような切っ掛けになった最初の測量図とやらも展示されていました。

 この最初の動機はとてもエキサイティングですね。

 こういう知的な冒険には憧れます。

Body First実践の成果は? §

 とりあえず行ってきたことによって、気持ちがスカッとして、このあと仕事に集中できそうです。

 どうやら、最初に身体を動かすという方法論は、上手く機能しているようです。

Facebook

トラックバック一覧

2004年12月23日伊能図の世界 あるく はかる つくる -伊能忠敬の日本図展- 【最終日】From: Body First! オータム マガジン

下記イベントが最終日だったので、健康のためのお散歩として行ってきました。伊能図の世界 あるく はかる つくる -伊能忠敬の日本図展- 写真は分かりにくいですが、中央右よりの黄色いのぼりに「伊能図の世 続きを読む

キーワード【 川俣晶の縁側歴史と文化歴史資料館巡り
【歴史資料館巡り】の次のコンテンツ
2004年
12月
11日
江戸東京博物館・シンポジウム「江戸城と丸の内」
3days 0 count
total 5506 count
【歴史資料館巡り】の前のコンテンツ
2004年
12月
05日
東京都現代美術館・ピカソ展-躰[からだ]とエロス-
3days 0 count
total 12236 count

このコンテンツを書いた川俣 晶へメッセージを送る

[メッセージ送信フォームを利用する]

メッセージ送信フォームを利用することで、川俣 晶に対してメッセージを送ることができます。

この機能は、100%確実に川俣 晶へメッセージを伝達するものではなく、また、確実に川俣 晶よりの返事を得られるものではないことにご注意ください。

このコンテンツへトラックバックするためのURL

http://mag.autumn.org/tb.aspx/20041208165022
サイトの表紙【歴史資料館巡り】の表紙【歴史資料館巡り】のコンテンツ全リスト 【歴史資料館巡り】の入手全リスト 【歴史資料館巡り】のRSS1.0形式の情報このサイトの全キーワードリスト 印刷用ページ

管理者: 川俣 晶連絡先

Powered by MagSite2 Version 0.36 (Alpha-Test) Copyright (c) 2004-2021 Pie Dey.Co.,Ltd.