少しずつ読み進めて、やっと読み終わりました。
中身は手書きの字がびっしり詰まった情報量の多いもので、普通のコミックスの単行本のようには読めませんでした。
だから、読み始めてすぐに「しまった」と思って、途中で投げ出すかも……と思ったのですが、読み通してしまいました。
これは面白いです。
特に、印象に残った話題だけ書きます。
ワールドアドバンスド大戦略 §
イタリアで参戦したいって、それ選択がマニア過ぎ。
SEGA Saturnのワールドアドバンス大戦略は、独・日・米でプレイ可能。あとから発売された追加ディスクでソ連。イタリアという選択肢はありません。当然、枢軸のお荷物と目されるイタリアで参戦したいなどと言うのは素晴らしいマニアぶりです。
ちなみに、私の場合、アドバンスド大戦略系はあまり趣味ではないので、買った数も少ないし、やり通したのはワールドアドバンスド大戦略だけです。
しかし、ワールドアドバンスド大戦略だけは独・日・米・ソの全ての国家でプレイして、最後までやり通しました。
なので、イタリアでやりたい気持ちは良く分かります。
ちなみに、アドバンスド大戦略系で最も面白くないのは、実はほとんどのタイトルでプレイヤーはドイツでプレイすることが決め打ちだからです。私から見れば、ドイツはあからさまにつまらない選択です。しかし、イタリアなら話は別です。これは、おそらく非常に面白い選択でしょう。格好良いのに貧弱で、同盟国からお荷物扱いされる立場で勝ってみせるのは、きっと燃えます。
8ミリビデオ §
p133で8ミリビデオに対して「8ミリだからなー」という気持ちは良く分かります。
うちも、一時期は8ミリビデオを全面的に使っていたので。
結局、何が起きても、「8ミリだからなー」という気持ちになりますよ。いや本当に。
SONYもあまり真面目にデッキを作っていないし。
どうも、SONYの感覚では、据え置き型の8ミリデッキはハンディカムの編集用という位置づけらしく、耐久力がありません。安定しないし、すぐ壊れます。
生涯で遭遇した最悪のデッキEV-S900もSONYの8ミリデッキだしね。
それでも、テープが小さいという決定的なメリットは他に代えることができず、世間がみんなVHSを使っている時代には据え置き型8ミリビデオをでTVを録画していました。
しかし、そういう感覚を共有できる人は滅多にいません。
竹本泉さんが、数少ないその条件に合致する人だったとは驚きです。