自室の録画PC用モニタ兼TV兼PS2用モニタ兼Xbox360用モニタであったSHARP Crisia BL-M17W1が故障し、3週間掛かってやっと戻ってきました。
3年で故障 §
購入は2005年2月なので、まさに3年で故障です。きっちり3年で壊れるように製造したのであれば、見事な品質管理です。
症状は、以下の通りです。
- PS2使用中、画面が突然ブラックアウト
- その後、電源を入れた直後だけ画面が映り、数秒~数十秒程度でブラックアウト
- 更に時間を置くと、画面は常時ブラックアウト
この状態で修理に出しました。
当初はバックライト交換だろうという話でしたが、液晶ユニット交換ということになり、予想を遙かに超える3週間という期間と、思わず聞き返してしまった高値の費用を要しました。
(ただ、この3週間のうち2日は私の回答保留になります)
新品を買った方が良くはないか? §
修理費用はあまりに高いし、液晶の進歩と低価格化は著しいし、地アナチューナーの寿命も長くはありません。これを機会に地デジチューナー内蔵モニタの新品を買うという選択肢もありました。
しかし、以下の理由から今回はパスしました。
- 地アナが止まる2011年まであと3年もある
- SHARP Crisia BL-M17W1の全てのインターフェースと機能を無駄なく使用しているので、別モニタに置き換えて上手く収まるか分からない
- 録画VAIOはデフォルトの1024×768で使いたいので、少なくとも縦768で表示させたい。今時のモニタはもっと表示できてしまうものが多いが、ピクセルが半端に多いと表示が綺麗に出ない可能性がある
- 一応、候補にしたVGA入力あり地デジ&地アナチューナーありのTVは、現物を見た限り液晶の反応速度がイマイチな印象だった
- 地デジに切り替える場合、ケーブルTVの契約変更や、STBの変更などの手間が発生する
- なんだかんだで、ストレートに修理するケースと比較して、倍ぐらいのコストがかかりそう
もし、このモニタの寿命は3年程度だとすれば、2011年に寿命が尽きることになるので、ちょうど良いことになります。
修理完了の印象 §
故障前は、画面が少し黄色っぽく、明るさも落ちていました。
しかし、驚くほど明るく鮮やかな画面に戻りました。
後で思い出したのですが、ピクチャー・イン・ピクチャーの機能が上手く動作していなかったのですが、これも動作するようになっていました。(使わない機能なので、あまり意識していなかった)
修理そのものに対する感想 §
3週間は長すぎます。
しかも、単なるユニット交換なのに、ユニット取り寄せでかなりの時間を取られたのはどうかな……と思います。
PC用モニタはあまり売れていないので時間が掛かったが、液晶TVならすぐ修理できたと言ってはいましたが。
SHARPというブランドは昔と違って一流の仲間入りをしたような気がしますが、サポートの面ではまだ野暮ったさが残るのかもしれません。