2008年12月20日
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新宿区立漱石公園・神田川/蟹川(金川)支流水路跡

Written By: 川俣 晶連絡先

 今日は、新宿区立漱石公園に行き、ついでに水路跡を少し歩きました。

なぜ漱石公園? §

 実は最近になって、早稲田を中心として特に東西に延びるエリアが訪問したことのない空白地帯であることに気付きました。関口芭蕉庵、新江戸川公園、更には山手線の西側のおとめ山公園等がそれにあたります。おとめ山公園には既に訪問していますが、それに限らず、このあたりをもっと訪問したいと思っていました。漱石公園も、この範囲に含まれます。

 さて、昨日何気なく地図を見ていて気付きました。漱石公園の最寄り駅は地下鉄東西線の早稲田駅ですが曙橋から歩いて十分に行ける範囲内にあります。東西線は新宿から気軽には行けない位置関係ですが、曙橋は気軽に行けます。そして、どうしても曙橋から歩くことで土地鑑を拡大したくなりました。曙橋から東西と南は歩いたことがあり、北も少しだけ歩いたことがあります。これを更に伸ばすことで、直感的に把握できる地域が広がりそうだったわけです。

 というわけで、時間も掛からないこともあって、行ってしまいました。

漱石公園 §

新宿区立漱石公園

 常駐する人や、小さな展示室もあり、実質的に極小規模の歴史資料館と言って良いと思います。規模の割に見応えのある内容でした。公園も良い感じです。

 上記ページによると。

 夏目漱石生誕140周年記念事業の一環として、夏目漱石が141回目の誕生日を迎える平成20年2月9日に、区立漱石公園がリニューアルオープンを致しました。夏目漱石に関心のある方だけでなく、近隣の方々や、このサイトを見たあなたも足を運んでみてはいかがですか?

 ということなので、まだ1年も経っていない新しい施設であるようです。以前、存在にも気付かなかったのはやむを得ないのかもしれません。

神田川/蟹川(金川)支流水路跡 §

 漱石公園の近くに、いかにも水路跡という道路を発見。どうも、神田川 「まる歩き」 しちゃいます!! 蟹川(金川)を見ると、神田川の支流である蟹川(金川)の更に支流となる水路跡のようです。ちなみに、下水道台帳を見ると「地下に弁天町幹線」があります。

 感想ですが、実にいい感じです。高低差のある地形を活用した建物や階段など、古くても手入れがされ、使い込まれている感じで、かなり気持ちよい光景でした。

 たとえば、最善の例というわけではありませんが、以下のような階段はけっこう好きです。

階段

 ちなみに、以下のように使い道が良く分からないコンクリートの柱が何本も立っているのは、きっと水路に関係する何かの遺構なのでしょうか。

水路関係の遺構?

 今回私が歩いた範囲を地図に図示しておきます。

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