宇宙戦艦ヤマト第1シリーズでは、以下の矛盾があります。
- 森雪が紅一点である
- 森雪以外の女性乗組員が描かれたカットが存在する
従来、これは作画のミスだと考えていました。
しかし、別の解釈ができることに気付きました。
女装という選択肢 §
従来、女装という選択肢を想定しなかった理由は以下の通りです。
- ヤマトの女性用艦内服は身体の線が出るので性別を詐称できない
しかし、ここやここを見て思いました。水着やレオタード女装でここまで行けるということは、西暦2199年のハイテク女装技術を想定すれば、女性に見える女装はありでしょう。
侍と衆道と稚児 §
ヤマトのバックグラウンドの1つが新撰組であり、新撰組が侍を目指した以上、暗に衆道との関係を想定することもあながち間違いではないでしょう。とすれば、暗に女のように振る舞うことが期待された稚児のような男が乗っていても不自然ではありません。建前上は宇宙戦士として戦うことが求められている男とはいえ、男の集団の中で女のように振る舞ってしまう者がいたのかもしれません。そういう意味でも女装者が居たという可能性は否定できません。女装はフェアウェル・パーティーの単なる余興という可能性もありますが。
まとめ §
従って、以下の疑問に説明を付けられます。
- 森雪が紅一点であるのに、他の女性乗組員のカットが存在するのはなぜか
- 他の女性乗組員のカットが特定のエピソードにしか見られない (ほとんど出てこない)のはなぜか
つまり、以下のような状況があるわけです。
- 女性の乗組員の姿をした者が複数いても、本物の女性は森雪だけであり、残りは女装者である
- 女装者の女装は基本的にパートタイムである (大半の時間は男性の格好をしている)
- 特に、ヤマトで描かれることが多い戦闘や航海に関するシーンでは女装はしないのが基本である (女装は、森雪のネグリジェのシーンに相当する場面でのみ行われるが、もちろん親しい者にしか見せないのが基本。映像の出番は少ない)
補足 §
……という話を信じてはいかんぞ! 全ては単なる個人的な解釈の、それも1つに過ぎないぞ!!
単なる作画ミスの方が可能性が高いぞ!