2010年02月13日
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ヤマトネタは楽でいいという話

Written By: トーノZERO連絡先

 頑張れアルフォン少尉の一連のシリーズも終わったので区切りとして1つ書きますが。

 ヤマト関係のネタは書きやすくて有り難いのです。

 その主要な理由は「ほとんど過去のもの」という点にあります。

 つまり、気付いたことを今日書いても明日書いても大差ありません。

 これは楽でいいや!

 いや復活編は見たばかりやろ、とか、実写版は未来の存在だろうと言われそうですが。いやここは語尾を「ですが」と濁してはいけません。

 こういうときは、もちろんあれですね?

 語尾は「ですが」ではなく「デスラー」にするのデスラー。

とはいえ §

 とはいえ、ヤマトファンはもともと少ない上、更に減っているような気もします。

 というのは、ヤマトを「松本先生を頂点とするヒエラルキー」と解釈してしまった人たちが、現在の成り行きに追従できなくなっていると思われるからです。

 私のように、ヤマトだけを絶対的な基準に据えて、松本ヤマトも西崎ヤマトも関係ないと言い切ってしまうタイプはむしろ少数派なのかも。

 そのことは、どうやら熱心なヤマトファンのサイトらしいと思われるサイトが、復活編に際してさほど盛り上がっていないか、あるいは場合によっては更新も見られないことからも分かります。

 つまり、全く意識していなかったのですが、もしかしたら「宇宙戦艦ヤマト「復活編」は、中年太りした僕らの大地にヤマトを取り戻してくれるのか?」はヤマトファン史上、歴史的な重大文書を書いてしまったのかもしれません。

 つまり、松本ヤマトはヤマトの1つ。

 西崎ヤマトもヤマトの1つ。

 シド・ミードのヤマトもヤマトの1つ。

 小林ヤマトもヤマトの1つ。

 ひおあきら版ヤマトもヤマトの1つ。

 熱血小説もヤマトの1つ。

 どれであろうと、どんと来い!

 受け止められるかは別問題だな!

 むしろ、受け止めがたいヤマトが来たときは、その背景を見極めて見いだすチャンスだ。

 そう言い切ってしまった瞬間に、たった1つの正義は存在しないことになり、ヒエラルキーが瓦解します。その瓦解した世界からたくましくヤマトを支持できる者だけがやはり今時のヤマトファンなのかも。

 ……と書くと、ますますヤマトファンは少数派なのかなあ。

 (しかし、その無駄な争いの瓦礫からたくましく再生できるのが人間だろう、というのがハーロックの最終回だったはずだ)

余談 §

 歴史に唯一の正解なし。

 人間社会に唯一の正解なし。

 人間に唯一の正解なし。

 つまりそういうことですね。

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