2010年04月21日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマトtotal 2831 count

宇宙戦艦ヤマトの敵はいろいろあるが、最終的に映画トロンという話

Written By: トーノZERO連絡先

 途中までは昔に書いた原稿です。お笑いネタだったはずが、途中からオマケ2以降を書き足したら熱くなってしまいました。

宇宙戦艦ヤマトがトランスフォーマーだったら §

「ロディマス司令官」

「なんだね、ウルトラマグナス」

「どうしてコンボイ司令官でもオプティマスプライムでもなく、ロディマス司令官なのですか?」

「それはだね。このネタが2010年に書かれているからだよ」

「やはり、この人は言ってることが意味不明だ」

「それで何の用だい?」

「デストロンのビルドロン部隊に対抗する味方がやっと見つかりました」

「なに、ビルドロン部隊に対抗!? 名前は何という?」

「4体合体ヤマトロン部隊です」

「さっそく呼んで」

「さあ、入ってくれ」

「初めまして、ロディマス司令官」

「その戦闘機のような精悍なフォルム。分かったぞ。君が宇宙ゼロ戦だね?」

「いえ、厳密にはゼロセンマシンといいます」

「なんか嫌な予感が……」

「仲間を紹介します。まずは……」

「ブラックタイガー、だよね?」

「いえ。タイガーマシンです」

「その次は第1艦橋……だよね?」

「いえブリッジマシンです。後は、ターボマシンです」

「うわー。やっぱり!」

「では、合体してごらんに入れましょう。ヤマトロン部隊トランスフォーム!」

「やっぱり合体巨艦ヤマトというオチかい!」

「アオシマじゃよ、アオシマじゃよ、かっかっか」

オマケ §

「ターボマシンは最速バリバリぶっちぎりです」

「さすがはヤマトロン部隊だな」

「でも、90度単位でしか曲がれません」

「って、それはヤマトロンじゃなくて映画トロン!」

あとがき §

「で、分かりにくいネタのオンパレードだけのいいの?」

「いいのだ。もともとヤマトに天敵は多いのだ」

「というと?」

「やはり天敵その1が合体巨艦ヤマトであろう。ヤマトという名に引き寄せられて見ると合体巨艦……」

「ははは。天敵ってそういう意味ね」

「今はもう、運送業者のヤマトが天敵になったけどね」

「ヤマトが運んでくれないのにヤマト便とか」

「それにしても、今になって合体巨艦もリバイバルとか」

「アオシマも侮れませんね」

「さすがアオシマじゃよ。かっかっか」

「天敵なのに褒めてどうする」

「あとはビックリマンも天敵。ヤマト王子が主人公ですの」

「しかも使う技が達急動」

「にゃおーん」

「ネタが運送屋系」

「でも、十字架天使ちゃんが可愛くて好きですの」

「だから天敵を褒めてどうする」

「天敵がやはり多いね (ため息)」

「これがヤマトが背負った十字架かもね」

オマケ2 §

「ところで、トロンといえば」

「トロンといえば?」

「アリス・イン・ワンダーランドを見にいったとき、いきなり予告を見てびびったぞ。いきなり予備知識もなくトロンだもの」

「旧作リバイバル?」

「いや。新作だ。Tron Legacyというらしい。トロンネタを書いた直後にこれとは。偶然とは恐ろしい」

「しかし、トロンも復活ということは……」

「アリス復活、ヤマト復活と同じような流れにあるのかもね」

「それだけじゃないぞ。Tron Legacyは2010年12月公開予定らしい。日本でもな」

「えっ。それじゃあ、実写のヤマトと直接対決じゃないか」

「映像センスの日米対決が見られると期待しようじゃないか」

「ずいぶんお気楽だね」

「あくまで1観客だからね」

オマケIII §

WikiPediaには以下のような文章がある」

TRONというネーミングについては、定説がないが、当時エンドユーザレベルでは標準的なプログラム開発環境であったBASIC言語では、インタプリタの開発支援コマンドとして「TRON (Trace On)」というものがあった。これは、プログラムを実行する際にそのプログラムのどこを実行しているかを表示しなさいというコマンドで、バグ取りの際には極めて重要なものであった。「不正を糺す=バグを取る」という意味で「TRON」というネーミングが採用されたとする説がある。

「ありえない!。tron/troffは使えないコマンドの代名詞といってもいい。初期のautoコマンドと並ぶアイデア倒れの典型だ」

「あれは使えなかったね」

「実行した行番号がすべて出てくるから、すぐ画面が溢れるし、基本的に画面は1つだから実際の出力と混じって極めて読みにくくなった。下手をすれば画面を壊すだけ。画面構成に意味があるプログラムではデバッグにならない可能性がある。逆にマルチステートメントは上手くトレースしてくれないしね」

「でも、どうしてautoコマンドは初期っていう限定が付くんだい?」

「autoコマンドの問題は後から入力ミスに気づいても戻れないことにあるんだが、後から戻れる仕様のも出てきたからさ」

「そうか。でも、本質的に画面が1つしかないから、tronは改良しようがなかったというわけか」

「しかも、時代は行番号レスに突き進んでいくしね」

「だから、バグ取りの際には極めて重要なものであったという解釈はあり得ない。せいぜい、上手く使えば役に立つこともあった、という程度だろう。まあ、タイトルを考えた人がよく知らなかっただけ、という可能性までは否定できないけど、ね」

「じゃ、結論を一言」

「tronコマンドは宇宙要塞13号と同じだな」

「は?」

「役立たずということだ」

「どこまでもヤマトネタかい」

「日本のトロンプロジェクトなんかのネタに行くわけがないので、ヤマトネタに行く」

「行かないの?」

「幻のトロン・ミラン(関西地区で)にも行かない。関東人だからね。だからさ、あの映画トロンが見せてくれるかもしれないと思わせてくれた夢が当時が技術不足やシナリオのシオシオさで不完全燃焼だったけど、今なら夢が現実になるかもしれないという状況だ」

「しかも迎え撃つのが日本のヤマトか! これは燃えるな!」

「今なら言える。見たかった洋画はスターウォーズや未知との遭遇じゃない。トロンやギャラクティカだ。迎え撃つ邦画は惑星大戦争ではなく……」

「ヤマトだ!」

「ヤマトや宇宙からのメッセージだ。奇しくもトロン対ヤマトという構図で、同じ構造が繰り返されるわけだ」

「熱いな!」

「事前の盛り上がりは熱かったのに、実際に見てずっこけた過去を繰り返さなければいいけどな」

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