さて、待望の映像特典です。
映画本編は一度劇場で見ていますが、これは初見です。
西崎インタビュー §
まだエンディングが決まっていないと言うあたり、公開前の収録かもしれませんね。しかし、こういうインタビューが入ってくるということは、実は復活編第2部はありということでしょう。
試写会 §
骨が折れているのに会場で挨拶して泣く西崎さん。これは凄い情感のある映像ですね。
スタッフ座談会 §
これは!
凄いぞ!
「スタッフ座談会(湖川友謙×小林 誠 聞き手:氷川竜介)」ということですが。
まず湖川さんとはこれほど面白い人だとは知らなかった!
ともかく語らせて面白い!
動の湖川さんと、静の小林さんさんという感じ。
しかし、小林さんも一度火が付くとばしばし暴走していく感じで、これも面白い。放っておくとどこまでも行けるスケール感です。
更に、実は聞き手の氷川さん。冷静な第3者として場を仕切っているだけかと思いきや。実はヤマトファン的な自己主張も秘めていて冷徹な見かけによらず中身が熱い! 実は聞き手ではなく第3の語り手でもあります。
映像特典がこんなに面白かったのは、もしかしたら初めてかもしれません。
ちなみに湖川さんですが。もううろ覚えなので間違っている可能性大ですが。ザブングルの時、このキャラは怒って帽子を投げつけることでキャラとして完成するのだが、誰も投げてくれなかったとアニメ雑誌に書いていたのを思い出しました。この座談会を見て本人を見て腑に落ちました。デザインに理論があり、それが理解されない状況も分かっていて、しかも怒り方を知っている人です。
というわけでヤマトというのは永遠にから完結編までが違うラインで、その先に復活編があるという話は大いに納得です。つまり、最後に氷塊が落ちると下から碇のマークが見えて飛び立つヤマトに喝采するのは、結局後期ヤマトのファンということですね。テレビ第1シリーズ至上主義者ではありません。(だからなんだかんだ言って永遠にとかIIIとか完結編となると言葉の多いおいらにヒットしている。いやそれ以前の作品に言葉が少ないわけではないのだけどね)
オマケ §
さらばの「魚雷発射管色違いのヤマト」というのはこのポスターですね。つい、昔のムックで確認してしまいました。そうか、これか。ちなみに、さらばは割とラインが綺麗にまとまってカチッとした感じの絵だと思いますが、これは湖川さんのカラーと思って良さそうですね。
まとめ §
この熱さによる一種の暴走は、もうちょっと先まで行ってしまうかもしれません。そういう印象を持ちました。だから、卒業という話をするにはちょっと早いかもしれません、もうちょっとだけヤマトの行く末を見てみたいのかも。
って、いかんなあ。この熱さに打たれてこちらも冷静でなくなっているのかも。
鷹の爪団も宣伝している実写版にキムタクパワーで客が入れば、復活編第2部も作れるということかな。