2010年10月28日
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激走グルメポッポは間接的にヤマトにつながっていた

Written By: トーノZERO連絡先

「寺田倉庫を解約したので、戻ってきた本の中にヤマト関係はなかった」

「どうして?」

「送った時点で未知の会社だから絶対死守本は入れなかったのだ」

「なるほど」

「が、間接的には違った」

「というと?」

「激走グルメポッポ総集編上下というのが出てきた」

「なにそれ?」

「説明するのはしんどいこっちゃ」

「それはいいから、もちゃっと説明してくれ」

「分かった。ぴぴるっと説明しよう」

「頼むよ」

「激走グルメポッポとは眠田直らの同人誌で、ゼネプロから発行されていた。ミンキーモモ(空モモ)の同人誌だ。もちろん、エロはない。プロレスネタはあってもエロはない。奥付は1985年だ。もちろん総集編の発行日だから中身はもっと古い。ちなみに初版だ」

「それで?」

「当時はヤマトを意識しないで買ったわけだが、結局、自分のポジションが明確に分かる1冊ってことだ。厳密には2分冊で2冊だけど」

「というと?」

「眠田直って、アニメックでヤマト禁止法というネタをやった人だったと思う」

「そりゃヤマトファンには思い出深いね」

「そして、よく出てくる芦田豊雄といえば、まさにヤマトのスタッフ」

「ははは」

「しかし、すごいパワーがある。猥雑さがある。今のオタクにはこれだけのパワーは無いかもしれないね」

「そこが問題だね」

「うん。形式は継承されているが、そこから感じられる凄みはもう出てこないかもしれない」

オマケ §

「ちなみに中身は凄いぞ。ミンキーモモVSどすこい姉妹なんて漫画まで載ってる」

「ははは」

「しかも、原作がとみー芦田で本物。もちろん石炭あめを探しているのだ。泣けるねえ」

「さすがダイアポロンカリスマ」

オマケ2 §

「他にはマシンマンとかウラシマンとかネタになってるね」

「って、そこの君。似たような名前だから似たようなアニメだと思い込んでないか?」

「まるで違うから。5文字のカタカナで最後がマンで途中にシが入っていてもまるで違うから」

「そうだぞ。ウラシマンはアニメだけど、マシンマンは特撮だからな」

「しかし、やはりプロレスネタに走りすぎているところと、基本的に関西前提で放送局名とか書いている点が乗り切れない部分かな」

「まあ、それは仕方あるまい。同人誌なんだし」

「でも圧倒的なパワーがあるから買って損をしたとは思わない」

「パパがアクロバンチに出張とか。メジャーなフジテレビのコロコロポロンにバカにされるマイナーなテレビ東京のモモとか。モモの得意はアラレちゃんの物まねとか。きついけど笑えるネタも多いね」

「萌える美少女扱いされてないわけだ。ってか、萌えという言葉がまだ市民権を得てない。生まれる前かもしれない」

「不明確だね」

「萌えの語源は混乱状態のままだ。これも、ゼネプロのおっさんが恐竜惑星の萌ちゃんが元ネタとかいい加減なことを書くからだ」

「そこまで言っていいの?」

「うん。だって恐竜惑星のファンだったからあえて言おう。あの作品に、流行語を生み出すような知名度も人気もなかった」

「ははは。ファンだから言い切れる切実な叫びだね」

「手元のNHK教育の天テレのバーチャルシリーズ3部作のDVDは貴重な資産だよ。人気無いならさ。これを持っていないと見たいときに見られる可能性は極めて低い」

さらばオマケ §

「と思ったら激グルにヤマトネタがあった。ぺらぺらめくったら出てきた」

「なに?」

「グルメポッポもペンダントももう無いと嘆くモモに、パパ(王様)が暗闇の中で語りかけるんだよ。おまえにはまだ命があるじゃないか。そして巨大トラックに特攻」

「ははは。まさにヤマト」

「そのあとでセーラー服と機関銃ネタになって、更に先に行くと2号モモを助けに1号モモが戻ってくるのだ。いつの間にか2本線入ってね」

「2本線って、ネタ古い」

「1号なのに2本線。一定の年齢ならこれ常識」

「じゃ、3号だったら4本線?」

「いや、線じゃなくて風車が2つ」

「力と技の風車がまわるのだね」

「赤い仮面でシャアじゃなくてV3を連想する世代オンリーのネタだけどな」

「赤い仮面に燃え上がる正義の心♪って歌ったら?」

「うむ。それでもいいぞ」

「でも、ヤマトは仮面に縁がないね」

「いやいや、永遠にとか、敵が地球人の仮面をかぶって出てくるぞ」

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