「不意打ち的に驚くことってあるんだなあ」
「なに?」
「笑う犬というお笑い番組がある」
「うん」
「YATTA!のシングルCDは買った程度に好きではあった」
「それで?」
「既にヤマト関係で話題にしたこともある」
「笑う犬2010~新たなる旅~というタイトルの特番のタイトルがほとんど新たなる旅立ちだって話だっけ」
「ああ、そうだ。それのDVD化の販促特番が放送されたんだ」
「それで?」
「なんとなく録画予約を入れていて、何となく再生した」
「うん」
「ヤマトコントが写真の思い出で付きで出てきて、しかもヤマトコントまで再放送した」
「ヤマトコント!」
「TBS60周年映画が上映されていて話題になっているが、笑う犬はフジテレビだ」
「そうか、フジでヤマトやる必然性もあまり無いね」
「だからさ。予想外でびっくりしたよ。ほとんど何も期待しないで再生したままだったんだ」
「それでいきなりヤマトの諸君だものね」
「白色彗星のテーマに乗ってね」
余談 §
「ちなみに、笑う犬版の第1艦橋は前に3人、後ろに1人の4人構成。まあ規模が小さいのはやむを得ないが、これが今見ると面白い」
「どういうこと?」
「以下のような構成だ」
- 後ろの1人は沖田
- 前の3人は沖田から見て左から島、古代、雪
- 雪は通信士的な役目を担っている
「島の位置が逆だってことだね」
「それはいいとして。実はSPACE BATTLESHIP ヤマトの相原と笑う犬の雪の役割がかぶるのだ」
「そうか。通信担当が女性になり、しかも通信担当者が左舷側から右舷側に席が移動してるってことか」
「奇妙な共通点だね。でも個人名を消して第1艦橋の女っ気、というくくりで見るとまさに同じだ」
「なるほど」
「笑う犬といい、宇宙犬作戦といい、今年は犬の当たり年かも知れない」
「ヤマトに乗ってるのは伝統的に猫なのにね」
「松本作品なら鳥と猫が定番のペット」
「ペットというか非常食というか」
「ワダチだね」
余談 §
「ぶっちゃけ、YATTA!は実は作曲・編曲:DANCE☆MANなので、ノリがいいわけだ」
「ダンスマンはアフロ軍曹だね」
「うん。ダソヌマソではありません」
余談2 §
「今になってはたと気付いた」
「なに?」
「笑う犬といえば、小須田部長(こすだぶちょう)なのだが結末がSPACE BATTLESHIP ヤマトと酷似している」
「ええっ!?」
- 挫折した人間が復活する
- 地球を救うために宇宙に行く
- 帰る気であったが、状況で帰れなくなる
- そこにいないはずの人間の幻影を見て地球を救って死ぬ
「小須田部長は隕石の衝突回避で宇宙に行ったのだけど、実はけっこう骨組みは似通っているかも」
「偶然にしては似通っているね」
「しかも、あくまでSPACE BATTLESHIP ヤマトと似ているのだ。宇宙戦艦ヤマトと似ているわけではない」
「つまり、小須田部長の方が先だってことだね」
「でも、さらば宇宙戦艦ヤマトに似ていると思えばルーツは同じなのかもしれない」