「世の中にはあいうえお作文というのがある」
「うん」
「もっと簡略化したあいうえお遊びというのもある」
「というと?」
「朝を起点にあいうえおを順に当てはめていく」
「あさは朝で分かる。いさってなんだい?」
「真田十勇士の三好清海入道の子分、伊三入道だな」
「誰がそんなの分かるか」
「あとは、ウサギのウサ、ウサギの餌、ムラの長ということで全て意味が通じる言葉になる」
「機械的に生成したのにね」
「というのが話の前提だ」
「前提!?」
「SPACE BATTLESHIP ヤマトの波動エンジンについて考えてみたい」
「なんだよ、急に」
「徳川機関長と言えば……」
「愛子、愛子を育てろ!」
「太助なんて目に入ってない」
「後継者なのに」
「というわけで、徳川が好きなものは愛子ちゃんだ」
「それで?」
「愛子つまり、『あいこ』を上の遊びに当てはめると次は『いいこ』になる」
「だからなんだよ」
「SPACE BATTLESHIP ヤマトに愛子は出てこない」
「それで?」
「でも徳川機関長が波動エンジンに言うんだよ」
「なんて?」
「なんてオチだ」
と言う話はさておき §
「SPACE BATTLESHIP ヤマトの徳川機関長、波動エンジンに愛子という名前を付けて溺愛しているような気がした」
「どうして?」
「それでこそ徳川」
「ははは」
「そもそも、営巣で佐渡先生と鉢合わせしても色気より酒に目が行くのは、波動エンジンを女に見立てて愛を注いでいるからに違いない」
「他の機関員が相手じゃなくて?」
「徳川機関長」
「藪」
「徳川機関長!」
「藪!」
「(ひしっ!)」
「なんかそれは違う気がする……」
「ヤオイへのサービス……失敗」
オマケよ永遠に §
「愛子愛子って、太助の立場がない」
「太助は別に悪くない。あれはあれで可愛いぞ」
「そうか?」
「理由は一生懸命考えてくれ」
「うーむ」
「考える人になったな。左右逆だけど」
「左右ギャグか」
オマケIII §
「ハイドロコスモジェン砲に対抗して、ハイドロコスモ蓮舫というのを思いついた」
「何をするだい?」
「元気に質問してもらうのだ。今は核関連の被害に関しては日本は世界一です。世界一になる理由は何があるんでしょうか?2位じゃダメなんでしょうか?」
「いや。1位もダメだけど、2位でもダメだと思うな。核関連の被害は最下位を目指すべきだろう」
「そこで、全世界が日本を救うために動き出す。真珠湾の海底からはアリゾナが改造されて浮上し、マレー沖からはPOWが改造されて浮上する」
「日本を救うどころか、お礼参りに来そうだな」
「あー、もうめんどうくさいからPOWはPOWって書くぞ」
「ついにヤマトも復活だね」
「いやいや。事業仕分けで別に最大の戦艦で無くてもいいだろうということになって、核実験で沈んだ長門復活」
「えっ?」
「でも、残留放射能が怖いって乗組員が集まらず挫折」
「ひ~」
「代艦の陸奥はせっかく復活させたのに警備員のタバコが原因で火薬庫に引火して爆沈」
「いいことないね」
「しょうがないから黒猫が代行業務を引き受けて、クロネコヤマトを名乗っちゃう」
「そりゃ、批判のマトだろ」
「にゃーお」
オマケ §
「ちなみに、長門伝説その1」
「なんだい」
「ヤマトの初期の設定では戦艦が長門みたいだという批判もあった」
「アステロイドシップの中身だね」
「長門伝説その2」
「なんだい」
「長門が二度被爆してなお4日後まで沈まなかったことは、当時の日本では「米艦が次々沈む中、最後まで持ちこたえた」「長門が名艦だった証拠」「日本の造艦技術の優秀性の証明」と喧伝された (WikiPediaより)」
「それって伝説なのかい?」
「実際は長門だけじゃなかったらしい」
- もっとも、被爆を耐えた艦は長門以外にもおり、長門と同条件下か、より爆心に近接していながらも、その後の沈没すらも免れている艦(米戦艦ネバダ・米軽空母インディペンデンス・独艦プリンツ・オイゲン等)も存在する。(WikiPediaより)
「ははは」
「長門が浮かんでいたのは事実らしいが、アメリカの軽空母やドイツの巡洋艦も浮かんでいたのでは、どこまでの優秀さを示しているかヨクワカランな」
「あえて質問するぞ。君が好きな戦艦ってなんだい?」
「ヴィットリオ・ヴェネトかな」
「どこがいいんだい?」
「かっこいい! でも線が細くてあまり強そうじゃない」
「おいおい」
「兵器は優秀じゃ無い方がいい。それだけ人を殺しにくそうだからな」
「皮肉だな」
「長門伝説その3」
「まだあるのか」
「スケバン刑事で配役が"?"だった暗闇指令は、長門裕之」
「それは長門違いや」
「長門伝説その4」
「おいおい」
「ペインの正体は……」
「もういいって」
SPACE BATTLESHIPオマケ §
「原発は安全だと言っていたじゃないか!」
「これ以上原発を動かすのは危険じゃないんですか!
「いったいどうやって安全を保証しくれるんですか!」
「そんな時期ではないんだ。日本は、無謀だとか、保証だとか、そんなことで躊躇していられる状態ではもはや無いのだ」
「これ笑えないから没」
「えー。じゃ、やり直し」
「原発が燃えている」
「これこそ最高に燃える状況だぜ!」
「これも笑えないから没」
「えー」