オマケIII §
「島くん、あなたロボットに乗りなさいよ」
「なんだい急に」
「そうね。あなたには、アッシマーがいいと思うわ」
「森君も一緒にどうだい?」
「無理よ。単座だから」
「じゃあ、他のロボに乗って一緒に行ってくれよ」
「分かったわ、実はこの日のために目星を付けたロボットがあるの」
「それは何?」
「雪之嬢 (はーいステップジュン)」
小さいロボである雪之嬢に乗るのは無理だと気付いてない雪であった。
オマケ新たなる旅立ち §
「私はイスカンダルのスターシャ」
「そして私は妹のサーシャ」
「妹に似ている雪さんのためにアドバイスを差し上げます」
「スターシャさん。いったい私はどうすればいいんですか?」
「雪之嬢の上にまたがってください」
「こ、こうですか?」
「そして叫ぶのです」
「何を叫ぶのですか?」
「ちぇんじん・がらっと!」
「いや、雪之嬢はガラッとひっくり返って変形はしませんって」
「特に1話3話5話7話11話14話18話23話でやると効果的です」
「なぜ話数限定」
「作画監督芦田豊雄なので」
「意味がありません!」
「はぁ~どすこいどすこい」
「出た! スターシャサーシャ姉妹の必殺どすこい!」
オマケ §
「だからそれがどうした」
「あとから続きを思いついただけ」
「だからって、オマケしか無い文章でいいのか?」
「イスカンダルのスターシャとサーシャ姉妹が石炭飴を探すという涙の爆笑オチを思いついたら、どうしても書きたくなった」
「そんなオチどこにもあらへん」
「あ、イスカンダリウムが実は幻の石炭飴だったという設定ね」
「どうでもいい」
「ちなみに、サーシャの出てくる1話は作画監督芦田豊雄であったから、けっこうネタとしては、はまってるぞ」
「はまってへんて」
「G・A・L・A・涙ジョー(TT)」
オマケ2 §
「やはり今は1970年代が熱い」
「ヤマトが始まった1970年代だね」
「そうだ」
「なぜそんなことを言うの?」
「2011/03/27のライダーと戦隊を見てそう思った」
「ライダーって何かあったの?」
「1000回記念のスペシャルだな。1000回は来週で999回だけど」
「それで?」
「ショッカーの戦闘員の欲望からヤミーが生まれるのだ」
「ショッカーの戦闘員って、モロに1970年代やん」
「まさに初代ライダーと戦った戦闘員のコスチュームが出てくる。キャラの名前は千堂院(せんどういん)。イ゛ーッ!!」
「ははは。で、戦隊の方は?」
「仲間が1人欠けた状態で戦うとき、ジャッカー電撃隊に変身した」
「4人チームだからピッタリだね。しかも1970年代」
「でもそれは本題じゃ無い」
「というと?」
「敵の怪人が凄く愉快で、最盛期のゴレンジャーを見ているような気分になれたよ」
「ゴレンジャーも1970年代だね」
「まさに、野球仮面とかああいう世界が戻って来たよ」
「それは愉快そうだね」
「実際、シナリオが凄くよくできていた。戦隊とは思えないシナリオの質の高さだ」
「そうなの?」
「イエローにメイド服を着せて見せ場も作るが、金のなる木が燃え落ちる描写で精神的な憑きものも落ちることを表現したり、演出的にも凝っていたぞ」
「そうか」
「個人的にはサンバルカンが出てきたのも良かったけどな。まあそれはともかくとして」
「結局、SPACE BATTLESHIP ヤマトを始まりとする1970年代リバイバルの流れは本物だってことか」
「でも単なる懐古趣味では無く、次に進むためのステップである点に価値がある」
「そうか」
「あと、この動きは主にVFXの世界で起きている。特撮の復権だな」
「なるほど。アニメは違うわけだね」