「沖田艦長、実は物理学者という設定が存在する場合もある」
「宇宙戦士じゃなかったの?」
「そのへんは作品次第だ」
「そうか」
「というわけで考えた」
「なにを?」
「沖田先生と呼ばれても不思議は無い」
「うん。学者先生ならね」
沖田紹介編 §
「あの人はだれだい?」
「オキタセンセイ、物理専門の学者ダガ、腕ノ方ハ今分カル」
(次々沈んでいく味方艦。最後の古代守艦も沈む)
「あかんかったよ」
「今日ハ、コレデ5ツメノ仏様」
馬鹿め編 §
「地球指令本部から沖田艦長の無能ぶりを糾弾する通信が届いています。返信はどうしますか?」
「馬鹿め」
「は?」
「馬鹿めと言ってやるんだ」
「こちら地球司令船225号。馬鹿め、どうぞ」
「……」
「うわー、怒った怒った」
「藤堂め!」
オマケ §
「これがやりたかっただけか! 真面目な話を期待して損した!」
オマケ2 §
「どうでもいい余談だが」
「うん」
「ウォーターラインシリーズというのがあって、静岡4社が艦船模型をシリーズ化した」
「4社って古いよ。いつの時代だよ」
「当時は4社であった。ヤマトの始まった頃だね」
「古いぞ」
「当時は、4社の中でアオシマを一番なめていた」
「どうして?」
「再現の細かさが足りないってことだね」
「そうか」
「でも今は違う。アオシマがいちばん好き」
「どうして?」
「作っていて楽しいから。他のメーカーのは細かいパーツが多すぎて、楽しいというより苦しい世界に入っちゃう」
「なるほど」
「そういう意味で、実はヤマトも同じことで、部品が多ければいいというわけではない。うげ、と思う前で止めておくのも1つの見識だろうと思う」
「そうか」
「スケールも揃っておらず、精密な再現もされていないメカコレの方がかえって良いという場合もあるだろう。気楽だからね」
「ははは」
「というわで、アオシマの艦船模型をいっぱいつくって艦隊を編成しようかな」
「艦隊? その艦隊に何か名前があるのかい?」
「そうだな。レッドホーク連合艦隊なんてどうかな?」
「それは宇宙戦艦ヤマトじゃなくて、合体巨艦ヤマトネタ」
「アオシマじゃよ、アオシマじゃよ、かっかっか」