「まだまだ、思いがけない場所でヤマトの名前を見るね」
「どこだい?」
「Vectorから来るDMに思わずヤマトの名前がでていてびっくり」
「は?」
「これだ」
「ヤマトのナビか」
「別に欲しいとは思わないが、狙い目はいいと思う」
「ヤマトでナビが?」
「そうだ」
「どうして?」
- 我々はイスカンダルではなく、ガミラスに来てしまったのではないか
「島、ナビを使え」
「ヤマトナビは確かに必要だね」
「特に、ひおあきら版だと小マゼラン星雲に間違って寄ってしまうのだ。やはりナビはあった方がいい」
「そうだね」
「でも、考えてみれば飛んでいる方向では無く進むべき向きを示す羅針盤があるね」
「あれがヤマトのナビか」
オマケ2520 §
「ヤマト2520であれば、ナビはないけどナブがある」
「マーシィもびっくり」
オマケ §
「ちなみに、最近、地元民なら絶対入らないような狭い道に強引に入ってくる車がしばしばある」
「それで?」
「ナビのせいだという意見がある」
「そうか。地図上で道に見える場所なら全てナビの候補になるね」
「どれほど通れない場所でもね」
「なるほど」
「だから、ヤマトナビも同じさ」
「えっ?」
「異次元断層に落ち込んで、空洞惑星の空洞まで通ってイスカンダルへ」
「いくらイスカンダルへの近道といっても、地元民なら絶対通らない道だ」
「そりゃそうだよね。あれだけ環境が悪い空洞内はいくら急いでいても普通通らないよね」
「異次元空洞なんて演習場だから、うっかり通ると撃たれちゃうし」
「地元民なら絶対避けて通るね」
「ってか、異次元が地元って誰だよ」
「あ……」
オマケ復活編 §
「異次元が地元である」
「あ、あなたはメッツラーさん!」
「異次元は資源が無いので、演習に来たドメル艦隊に土産もの売って資金源にしているのである」
「そんなことをしなくても、第1艦橋に来られるんだから、堂々と売りに来たらいいんだよ」
「あ……」
「さっそく来たぞ」
「おせんにキャラメル、コーヒーはいかがっすか?」
「おい、このコーヒー美味いぞ、森くんよりも」
「どうだメッツラーくん、生活班長としてヤマトにのらんね?」
「いや、さすがにパンチラはできないので」