2011年06月05日
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ヤマトネタかヤマトネタでは無いか微妙なメールの話

Written By: トーノZERO連絡先

「おいら感動しちゃったよ」

「なんだい?」

「ある人からメールが来た」

「それがどうした?」

「プライバシーがあるから名を伏せるが、ヤマトシリーズの全スタッフ詳細リストを作成するとそこに名前が含まれるような人だ」

「えっ? 神様級じゃないか」

「そうだ。雲の上の人だ。ありがたやありがたや」

「君のヤマトほら吹きもついに認められたんだね」

「いや、そうじゃない。別のさるアニメを褒めていたことに気付いて、メールをくれたのだ。実はヤマト関連でもらったメールではない」

「なんてことだ」

「でもさ。それもやはり感動だよ。世間のどんな流れにも逆らって『これがいい』『これこそいい思い出だ』と言い切る行為は、やはりそれを受け取る人がいてくれてこそ意味が出てくる」

「そうか」

「だからさ。ヤマトも同じ事で、オタクがみんな口を揃えて悪口の大合唱をしても、こちらは意志を曲げる気は無い。それで死ぬとしても、前のめりで死にたいね」

「でも、ヤマトだけじゃないってことだね」

「そうさ。そんなアニメは山のようにある」

「じゃあ、君の立場は何だよ」

「その山をかきわけて真のお宝を見つけるハンターさ」

「そこが面白いってわけだね」

「そうさ。『みんなあんなつまらないアニメを未だに見てるの? こっちはもっと面白アニメを知ってるものね』と言える快感がある」

「本当にそんなことを言えるの?」

「言えない。なぜならたいていのオタクはそもそもアニメを見る目が無いので、アニメの面白さも価値も分からない。ブームに乗るだけしか行動様式が無い」

「それは難儀だね」

「超難儀さ」

オマケ §

「おいらは、プロのXXさんとお知り合いになる……ということに、ほとんど価値を見出していない立場だ」

「それはなぜ?」

「作品は作品として解釈するのが妥当。作り手を知ってしまうとかえって作品だけで解釈できなくなる」

「作品を大切にするなら、むしろ作り手の内情に首を突っ込みたくないってことだね」

「そうだ。しかし、そうは言っても、様々な理由から作り手側の人と会ったり話をしたりメールをもらったりする機会もある。そういう形で接触してしまった本物の作り手は正確には数えていないが、既に5本の指で数えられる数を超えているだろう」

「ヤマトファンのつどいの白土さんの話を聞くような話は含むの?」

「含まない。ステージ上の偉い人は別カウントで」

「それはかなり凄いじゃないか」

「いや、別に凄くは無いけどね」

「それで、なぜポリシーを曲げて会ってしまうのだい?」

「まず、メールは向こうから来るもので、こちらのポリシーは関係無い」

「確かにそうだ」

「会う場合も、向こうから会いたいと言ってきた場合に基本的に限られる」

「そうか」

「ただ、最近はそこへんのやや曖昧になっていた」

「どのあたりが?」

「『ロックマンエグゼ 光と闇の遺産』という映画があまりも面白すぎて、どういう発想をしたらこんな映画が作れるか知りたくて、同人誌を作るという名目で加戸誉夫さんにインタビューできないか考えたこともあったほどだ」

「実行したの?」

「いや、考えただけで、実行に移す段階までは行けなかった。1人も仲間はできなかったしね」

「わははは」

「しかし、ある意味で個人的な『アニメブームはおわった』宣言後は、そのあたりのポリシーに柔軟性が出てきたね」

「美しくない内情がたとえ見えてもいいってこと?」

「まあそうだな」

「どうして?」

「やっぱりさ。ヤマトで場外乱闘も含めてヤマトの醍醐味ですと言ってしまうと、それは美しくない内情まで見てしまうことと同義語だからね」

「そうか」

「ジブリ映画もやはり同じことで、細田守監督の降板とか、いろいろどろどろの内情ドラマもあるわけだよ。ほほほほ」

「他人事だと思って笑いやがって」

「いやマジで細田版ハウルは期待してたんだよ。結果としてできた宮崎版ハウルがとっても好きという話とは別腹で」

「で、要約するとどうなるんだ?」

「結局、見ている対象がアニメからアニメブームという現象に変わってきているのだろうと思う」

「作品は現象の一側面ということだね」

オマケ2 §

「そうさ。そんなアニメは山のようにある」

「じゃあ、君の立場は何だよ」

「その山をかきわけて真のお宝を見つけるハンターさ」

「でも、どうすればお宝が見いだせるんだい?」

「念じるんだ」

「は?」

「念能力でピタリと分かる……かもしれない」

「それはハンター×ハンター」

オマケIII §

「そうさ。そんなアニメは山のようにある」

「じゃあ、君の立場は何だよ」

「その山をかきわけて真のお宝を見つけるハンターさ」

「でも、どうすればお宝が見いだせるんだい?」

「ジャリ向けを探す」

「それで?」

「アキレス、クノイチ、そしてハンターを見出す」

「それはダンボール戦機」

オマケ完結編 §

「そうさ。そんなアニメは山のようにある」

「じゃあ、君の立場は何だよ」

「その山をかきわけて真のお宝を見つけるハンターさ」

「でも、どうすればお宝が見いだせるんだい?」

「鍵だな。鍵を見出すのだ」

「鍵?」

「1つ何か強い印象になる鍵があるアニメは他も光るものがあるものだ」

「鍵って、それはキーハンター」

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