「というわけで、BDの感想、次は初日舞台挨拶だ」
「そうか」
「8:46と短いのに奇跡のように中身が濃い」
「えー、また君は大喜びか」
感想 §
- 艦長をやりたかった西田敏行
- 高島礼子が熱い。挨拶に出た全員の中で最も感情が入ってる
- 斎藤役池内博之焦りまくり。そこに客席から「斎藤、慌てず急いで正確にな!」最高じゃないか!
- 愛だよ愛。みんな愛を語る
雑感 §
「これは公開初日だから2010年12月1日時点の映像だ」
「うん」
「だからこれは船出の映像だ。手応えありだろうが、成果は全ては未来時制の話だ」
「そうだね」
「しかし、今なら結果が既に出ている」
「それで?」
「新聞にちらっと出ていたランキングにヤマトが出ていた」
「どうだった?」
「2010年上半期3位。1位2位は洋画なので、邦画では1位。堂々と胸を張っていい成果だろう」
「それって、GANTZよりもあしたのジョーよりも上だってこと?」
「その通りだ」
「それは堂々と勝利の凱旋だね」
「そうだ、凱旋門のリボルバーキャノンで東京までひとっ飛び」
「それは何か違う」
「勝因はやはり、慌てず急いで正確にやったからだろう」
「わははは」
「ただのファンとしても鼻が高い」
「そこは素直に喜んでいいところ?」
「そう思う。少なくとも、ヤマトファンと木村拓哉ファンと、あとは実はいるであろう山崎貴ファンも動員できて、かなりの水準まで行けたのだろうと思う」
「そうか」
「あと、アニメというだけで色眼鏡で見ちゃう層も動員できたことはプラスだろう」
「アニメファンを動員するよりもいいこと?」
「そうだ。本物のアニメファンはどうせ絶滅危惧種だ。客層には想定しにくいだろう」