「佐渡先生」
「なんじゃね」
「実は質問があって来ました」
「何でも聞いてみなさい」
「ガミラス国歌の歌詞のガーレ・ガミロンの意味が分かりません」
「そりゃもちろん、ゲリロンじゃ」
「げ、ゲリロン!?」
「レッツ・ゲリロンに対抗して、ガーレ・ガミロンに決まっておる」
「れ、レッツ・ゲリロン?」
「分かったかね」
「はあ」
「返事はブラッチャー!」
「えっ?」
「ドジラス、ウッカリー、口答えが多いぞ!」
「誰ですかそれ」
「げりろーん!」
オマケ §
「ちょっと待て。これでいいのか? この内容でいいのか?」
「いいぞ」
「なぜだ」
「電光超特急ヒカリアンのブラックエクスプレスの声は千葉繁さん。2199の佐渡先生の声も千葉繁さん」
「げりろーん」
「それだけじゃない」
「他に何があるって言うんだよ」
「2002年6月30日放送第13話『地上(ここ)より永遠(とわ)に』には、ヒロインのミナヨそっくりのミナーシャ(スターシャもどき)も登場するしな」
「げりろーん」
オマケ2 §
「そもそもゲリロンってなんだよ」
「主題歌のここの歌詞が、レッツ・ゲリロンに聞こえるというネタだ」
「そんなネタを誰がやってた」
「だから、ブラックエクスプレス役の千葉繁さんが」
「げりろーん」
「主題歌だけならYouTubeとかにあるので、本当にゲリロンって歌ってるのを確認したい人は以下をクリック」
「げりろーん!」
オマケIII §
「ちなみにガミラス国歌の歌詞は以下のページの写真で読める」
「げりろーん。じゃなくて、ガーレ・ガミろーん!」
電光超オマケ §
「いやー、まさかこの文脈でヒカリアンを語る日が来るとは思わなかった」
「ヒカリアンってそもそも何なの?」
「電光超特急ヒカリアンはヒカリアンの続篇なのだが、ともかくロボットギャグアニメだ。しかし、それにも関わらず、第12話、第13話の凄みは並のロボットアニメを遙かに超越する。正義の味方だったはずのヒカリアンがドカタ仕事してたり、路上で似顔絵描きしてたりして、そこを敵の部隊に襲われて死んでしまうとか。挫折して逃げたパイロットが麻雀に浸ってるとか。スターウォーズっぽいところまであるとか。仕舞いには、高等身のリアル系変形合体ロボのJHRガルーダまで発進するのだからなあ。あれは凄い。あんなものを、日曜の午前中に堂々と放送していたんだ。2002年とは、まだアニメに熱気が残っていた時代だろう」
「低等身のジャリ向けロボで大人は見なくていいと思っていると損をするってことだね」
「そうだな」
「他に特筆すべき点は?」
「ヒロインのミナヨちゃんが、ともかく悪女」
「だめじゃん」
「いや、そこがいいんだ。ミナヨちゃん最高! 上のリンクのOPのチャイナの娘ね」
「えー」
「ともかく。井上敏樹さんのどこか切れたシナリオが凄かったねえ」
「げりろーん!」
「ともかく、力一杯気持ち良くゲリロンを叫べる日が来るとが予想もしていなかったよ、ありがとう。やりおったな、ヤマトめ。わははは、げりろーん!」
「おかしくなられている……」