2012年03月05日
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ついに来た! カタパルトから後方に撃ち出してUターンする矛盾!

Written By: トーノZERO連絡先

0229より

昨日、5話ファルコンとゼロの発進シーン、シリーズ監督の榎本氏発注の「ワンダバ風コスモタイガーのテーマ」に乗せてのシークエンスは、なかなかにリズミカルで。

復活編の時にも同じ事で悩んだんだけど、どうやってあの発進口から、昔のようにどんどん飛行機が出てくるのか。

こっちは複数機体がロードされるようにしたが、

2199スタッフが考えた多数機体発進のギミックも良い感じ。

あと、カレンダーで描いてますが、外部カタパルト、やっぱり回転させて前方に向けてますな。これは復活編でもやりたかったけどかなわず、おお、ってかんじ。

5話は6月上映です。

「ヤマト艦載機には謎が多い」

「コスモゼロは何機あるのかとか、主砲の前にも何かの機体が格納されているのかとか、下部発進口とカタパルの使い分けとか、都市帝国戦でなぜ第2陣をあれだけ温存していたのかとか、そういう話?」

「もっちろん、そういう話もある」

「というと?」

「やはり最大の謎はわざわざカタパルトで初速を与えながらUターンしてその初速を全部無駄にしてヤマト前方に飛んでいく艦載機だな」

「えー」

「大気圏内機なら、加速して揚力を得てから方向転換することも無いとは言えない。そもそも、艦載機は風上に向けて発艦する。艦首を風に立てよ」

「立てよ国民?」

「ジーク・ジオン関係ねえ。だから、空母が風上に進路を変えるのは、空母の速度との合成風力を得るのが目的で、敵の方向よりも風向きだ。が、宇宙に揚力は関係ない」

「なぜ後ろにカタパルトがあるんだろう。ホワイトベースなら前方に向いてるよね」

「うむ。カタパルトが後方にあるのは、戦艦大和がそうだったから、としか言えないな」

「たったそれだけの理由!」

「戦艦大和では、艦載機とか内火艇の格納庫とか、みんな艦尾の方にあったから、ヤマトでも踏襲されている」

「それだけ?」

「航空戦艦伊勢日向とか、航空巡洋艦最上とか、そのへんも艦載機のスペースは全部艦後方だからな。後方にまとめるのが自然といえば自然」

「例外は無いの?」

「初期の5500t級軽巡とか、艦橋から主砲の上に設けた台を滑走して前方に発艦する仕掛けだったケースもあるのだが、メジャーでは無い」

「そうか」

「なので、ヤマト2の地球空母は艦後方が飛行甲板だし、ブルーノアも前部は砲塔で後方が左右に開いて航空機発進。ヤマトカレンダーの宇宙空母シナノも、飛行甲板は後方」

オマケ §

「うむ。カタパルトが後方にあるのは、戦艦大和がそうだったから、としか言えないな」

「何とかならないの?」

「1ついい案を思いついた」

「なんだよ」

「新米作戦だ」

「どうするんだよ」

「波動砲を撃って推進力とする」

「えー」

「で、波動エンジンを噴射して波動砲の代用とする」

「後ろ向きに飛ぶのかよ」

「バックオーライ」

「おいおい」

「宇宙には上も下も前も後ろもありません」

「嘘付けー」

「しまった。ヤマト宇宙には上も下もありました」

「ちがーう」

「おっと、重力アンカーを切るのを忘れるなよ」

オマケ2 §

0302

「模型、どうやったらうまくなります?」

聞かれるたびに、

「とにかく下手でも組み上げて塗れ」

言ってるんですけど。

どうにも、数を作るより、

簡単に作れるショートカット技術(そんな物は無い)を模索、

あるいは覚えて「いつでも作れるから。。」

と、放っておいちゃう人が多いらしく。

難しい昨今ですねえ。。

「耳が痛い」

「下手でも組み上げて塗ってないってこと?」

「下手は下手なので当たってるが、組めていないキットは多い」

「じゃあ、当たってるの?」

「簡単に作れるショートカット技術を模索ってのも大当たりだ。時限流ってのはまさにショートカット技術だ。もっとも、それによって本当に時間を掛けた作品と同等にならないよ、とは明示してるけどね」

「うーむ」

「だから、(そんな物は無い)というのは正しい。それっぽいものを手抜きで作る方法でしか無い」

「じゃあ、どうすればいいの?」

「結局、下手でも組み上げて塗るという作業で数をこなすしかない」

「それに意味があるの?」

「ある」

「どうして?」

「たまにやるとつまらないミスをしでかして時間を食う。繰り返していれば身体が覚えてミスしにくくなる。ミスしにくくなれば、別の工夫を入れる余地ができる。それができれば、作品が一回り大きくなる」

「単なる繰り返しでも意味があるってことだね」

「そうだ。量が質に転換する点はあるよ」

「じゃあ、きみもこんなところでだべってないで、どんどんキットを作ろうよ」

「耳が痛いことを言うなあ」

オマケIII §

「しかし今にして思うと」

「まだだべってるし」

「時限流に至る試行錯誤でいろいろ試したのが逆説的に『数をこなす』という効能を持ったのかも知れない」

「『数をこなす』って何を作ったの?」

「主にガ○プラ」

「ぎゃふん。ガ○ダムは模型の作り方のテストベッドかよ」

「より厳密には塗り方のテストベッドだな」

「ぎゃふん」

「思い入れがあまりない分だけ、過剰な緊張感を持たないで組めたのかも知れない」

「じゃあ、過剰な緊張感を持って組めなかったキットは?」

「SWEETの一連のキット。特にF4F。思い入れがありすぎて手を付けられない」

「いい加減には組めないプレッシャーだね」

「あとタミヤのWL大和も同じ意味で手を付けられないね」

「じゃあ、君が最近美少女フィギュアばかりなのは……」

「適度に思い入れが無くて、緊張しないで済むからだろうな」

「ぎゃふん」

「だから同じ意味でシャーマンもなかなか組めないね」

「じゃあ、ドイツの戦車作れよ」

「そっちは、そもそも組む意欲が起きない」

「ぎゃふん」

「ああ、そうそう。結局、美少女フィギュアのガレキも、練習用に好きでもないキャラ、知らないキャラのキットも安く放出されていたら大量に買い込んだ時期があって、それを今組んでいるだけとも言える」

「結局は数かい」

「そうだ。戦いは数だよ兄貴。恐怖の機動ビグ・ザムなんか送ってくる余裕があるならザクをくれ」

「1つ質問をする。ビグ・ザムは作って無くてもザクは作ったんだな?」

「おう、あたりめえよ。シャア専用ザクの雄志を見よ」

「全国一千万のガ○ダムファンが泣くと分かっていて質問する。なぜシャアザクなんだい?」

「某店で、売れないFGシリーズを安売りして売っていたから。売ってたのはガンダムとザクとシャアザクだけだったと記憶する」

「ぎゃふん」

「FGシリーズは一色成形の安価なキットだけど、安売りでもっと安かった」

「全国一千万のガ○ダムファンの夢を壊したらかわいそうだろ!」

「ちなみに、おいらはFG大好きだったぞ」

「なぜ?」

「おいらが好きなのは組むことでは無く塗ること。色プラは、私のいちばん楽しい時間をくだらぬ飲み物で邪魔するような行為だ」

「ぎゃふん」

「実際、シャアザクだって、塗り分けはオフィシャルと違ってるだろ? そのへんは考えて巨大感を出すために工夫してるんだ。色プラの塗り分けとは違ってくるから、それなら最初から色が入って無い方が扱いやすい」

「サーフェーサーでグレー一色にしてから塗れば関係ないんじゃない?」

「完全に地の色を消すとなると厚塗りになりかねない。それは無粋さ」

「そうか」

「それに下塗りの色も工夫するのが楽しいのが時限流の流儀。グレー一色なんてつまらん」

「ぎゃふん」

「っていうか、このシャアザク、シャアの赤は実は塗ってないんだぜ」

「えっ?」

「サンドベーパーで表面を細かく荒らしてつや消し赤っぽくしてるだけ」

「それでいいのかよ」

「だって、シャア専用とはいえザクだぜ。そのキットにそんなに手間暇掛けられると思うか? もっともガ○ダムなら手間を掛けられるとは言わないけどな」

「でたー。全国一千万のガ○ダムファンの夢を壊す発言」

「あー、ちなみに、MGガンダムに入っていたコアファイターだけとMGスーパーガンダムのGディフェンサーだけとMGガンダムGP01のコアファイターだけを真面目に作ろうかと計画したこともあったけど、あの当時のMGガンダム(たしかV1)に入ってるコアファイターの出来がイマイチだったの。Gディフェンサーも明らかにあまり力を入れてないのがミエミエ。しょせんはガ○ダムmk2のオマケ。なので結局実行しなかった」

「ぎゃふん。ロボ抜き……。じゃあ、61式戦車とかならいいのかよ」

「そこまで行くと、陸自の61式の方がいいや」

「本当に手を出すのかよ」

「ああ。そういえば陸自の61なら子供の頃に作った可能性もある。ぼんやりとしたリモコン戦車の記憶が……。自分じゃ無くてオヤジが作ってたのを横で見ていただけという可能性もあるが」

「どんなオヤジだよ」

「ポインターは絶対オヤジじゃなくて自分。オヤジは絶対にああいうのを作らないから。でも61式は分からないな。ウルトラ警備隊メカに手を出さなくても自衛隊メカには手を出すから」

「ひ~」

「本当は1/72の90式戦車(戦国自衛隊版)のキットもあったんだけど、手放しちゃった。組みきれないキットは、持っているだけ無駄なので」

「なんで90式戦車のキットなんて持ってたんだよ。いやいや。君がシャーマン以外の戦車を定価で買うわけが無い」

「よくわかったね明智君。それも某所で安売りしていたのさ」

「ぎゃふん。そんなのばっか。でもなぜ1/72なの? 戦車模型は1/35がスタンダードでしょ?」

「ミニスケールはいいぞ」

「なぜ?」

「まず安い」

「そればっかり」

「ちちち。他にも理由があるぞ」

「なんだよ」

「部品数が少なく組みやすい。これは組むより塗りたい人には良い特徴」

「部品を増やして再現度を上げたい人とは逆行する嗜好だ」

「更に、小さいと塗る時間も少なくて済む」

「塗るのが好きなのじゃないの?」

「色を計画して塗り分けるのがいいわけだ。大面積を同じ色で塗りたいわけではない。面積が広すぎると色に飽きちゃうじゃん」

「えー」

「だからシルバー一色とか最低。実は以前にやったことがあるけどさ。イマイチ面白くなかった。今後やることはないだろう」

「シルバー仮面が泣くぞ」

「あとミニスケールだとジオラマにもしやすいし、小さいので完成品を保管しやすい」

「ウサギ小屋では重要ってことだね」

「そうそう。ヤマトと同じ時期に流行ったミリタリー模型ブームでも、1/76ならジオラマをやりやすかった。キットレベルで地面と戦車と兵隊とか全部セットになったキットがあったし。アリイのトーチカとか、フジミのセットとか」

「へー」

「でもさ。年寄りは大スケールの方が良くなっていくかも知れない」

「どうして?」

「視力は落ちるし細かい作業は苦手になるからね」

「本当に?」

「ちなみに、1/700のウォーターラインシリーズ、子供の頃はパーツのサイズが苦にならなかった。でも、今は小さすぎて扱いにくいと感じる。同じランナーの旧キットで比較した場合の話だ。新金型で細かくなったという話ではない」

「それって大人になって手が大きくなったってこと?」

「たぶんな。子供の頃はホイホイと阿賀野とか金剛とか信濃とか隼鷹とか組んでいたよ。上手い下手は別としてな」

「将来は?」

「1/700の大戦艦より1/350の駆逐艦を作り込む方がいい、という時代が来るかも知れない」

「1/700の大戦艦って具体的に大和を想定した?」

「いや。フッド。あれもでかかったぞ。軍縮時代の世界最大の軍艦だ」

「なんでフッドなんだよ」

「買ったけど作れずに放置したら父が作ってしまったことがある」

「ぎゃふん」

「ちなみに、フッドは巡洋戦艦だからな。戦艦じゃないからな」

オマケーバード §

「ちなみに、フッドは巡洋戦艦だからな。サンダーバードの悪役じゃないからな」

「ぎゃふん」

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