「普通なら、1年に1つあるかのイベントが1日に3つもあって死にそうだ」
ブルク13ヤマトーク §
「ブルク13のヤマトークはTwitterで見ていた」
「実況だね」
「気になったのは以下の点だ」
「あれは男か」
「ミル・タイプだな」
「えー」
「2199の特徴の1つに、第1シリーズ以外のテイストを積極的に取り込むことがあるのだが、おそらくミル的なキャラということなのだろう」
「ひ~。じゃあサーべーラー的なキャラも出てくるのかよ」
「既にデスラーの側に女がいるだろ?」
「ぎゃふん」
「女だな」
「しかし、4年前に始動していたというのはけっこう衝撃的だな」
「どうして?」
「4年前と言えば、2008年。こちらがヤマト再始動の手応えを感じたのは2009年05月16日の交響曲ヤマトの再演のときだが、その前後の状況からずっと2199企画の存在は上手く秘匿されてきたわけだ」
「ひ~」
「西荻窪のイベントの時、オフィシャル側の人が口を濁していたテレビ企画が2199で、その時点ではとっくに動いていたわけだ」
ミドリ ga マドグチ §
「こんなマニア関係ないような朝の番組でヤマトをやるとは。けっこう衝撃的だ」
「そんなに?」
「ヤマト1974の映像まで流れて出渕さんまで画面に登場。思わず、ぶっちゃんガンバレ!と声援したくなる」
「そうか」
「でもさ。やっぱりいちばんいいのは、ヤマトが今でも通用することを証明したいという気持だよね」
「そこか!」
「うん。そこそこ」
漫画アクション増刊松本零士 §
「古書でオーダーしたこの本まで同じ日に来るから参ってしまう」
「それで?」
「まだ、数ページしか見てない」
「ぎゃふん」
「しかし、たった数ページでも凄いぞ」
「なんで?」
「月面のような穴だらけの地上の上空を未来戦闘機が飛んでいるシーンから始まる」
「えー」
「これがかつての北米大陸とかいう台詞があるし、何しろ複座偵察機が不時着しているのだよ」
「泣けてくるほどヤマト1974第1話っぽいね」
「主人公の名前はモリだしな」
「えー」
「松本零士がヤマトは自分のものだと言いたくなる理由が良く分かる」
「念のために聞く、最初に乗っているその作品のタイトルは?」
「ゼスラス大3紀」
「初出は?」
「昭和44年(注:1969年)6月という日付が目次に書いてある。この本そのものは昭和53年」
「1969年ということは、明らかにヤマト1974に先行するわけだね」
「2つめの太陽系狙撃兵にはミルという主人公が」
「ミル、どこへ行く」
「大帝にご報告を」
「天地創造第二番はミステリーイヴの原形だな。ヒロインに子供を産ませたがっている敵。自殺したい地球人。その地球人の頭の活性化」
「確かにイヴだ」
「あと、初期少年漫画にブラックゼロっていうのが紹介されているよ」
「20世紀末ヤマトゲームにあったブラックゼロが、西崎系21世紀ヤマトにブラックゼロが継承されていないわけだね」
「それから松本零士の映画紹介はだいたい『これは来るよね』というタイトルが並んでいたが、当然のようにソイレントグリーンのタイトルがあってのけぞった」
「このあいだ、このタイトルを出したばかりだね」
「その時の記録原稿はまだアップしてないから読者はまだ知らないって」
「ぎゃふん」
「どんな文脈でソイレントグリーンが出るかはその時までのお楽しみ」
「他には?」
「松本零士の映画評にけっこう偉そうで尊大なムードがある。意外とお山の大将を気取るタイプかもしれない」
「なんだかんだで最後まで読み切ったね」
「時間がやばい」
オマケ §
「ファンの座談会が載っているがみんな若い。高1が2人もいる」
「へー」
「でも、連載も単行本も全部集めている的なファンの仲間入りはとてもできないな」
「そこまでは入れ込めない?」
「そりゃそうだ。ダンガードAぐらいならともかく、名前すらよく知らないような作品が大量にあって、今回それを知ることができた。実は、ガンフロンティア以外に純粋な西部劇もの作品が複数あるとは初めて知ったぐらいだ」
「君が生粋の松本ファンでは無いことが良く分かるよ」
「ヤマトファンであることに胸は張るが、松本ファンとはあまり言いきれない」