「というわけでヤマトの艦底がギンギラギンだ」
「しかも塗りが荒っぽいよ。下地がちょっとだけ見える」
「いいんだ」
「なぜ?」
「今回はオーソドックスな時限流の3回塗りで行くからだ」
「3回塗り?」
「3回違う色を塗る。その過程で下地はほぼ隠れるので、1回目の塗りの時点で見えていても構わない」
「ひぇ~」
「ちなみに、なぜ3回塗りを行うのかといえば、下地がほぼ隠れるからだ」
「溶きパテ使って、赤一色では無くなったからだね」
「そうだ。だから最近はあまりやってない3回塗りをやろうと思った」
「3回塗りを、もっと詳しく説明してくれよ」
「よろしい」
- 1回目 意中の色と関係なくイメージに合った色
- 2回目 意中の色の補色
- 3回目 意中の色そのもの
「今回の銀はイメージに合った色ということだね」
「そうだ。最終的に3回目はブラウンを塗る。それは確定。2回目は緑を塗る。これもほぼ確定」
「もうちょっと狙い目を説明してくれよ」
「いいだろう。実は大きいメカは黒鉄色がイメージに近いのだが、今回は明るめの色でまとめるので、1回目は明るめに振って黒鉄色から銀に変えてみた」
「でどうやって塗った?」
「新しく買った筆を投入したけど、あれはいいなあ。適当ででかくて荒っぽくて、サクサク塗れて、しかもムラができる」
「ムラができていいのかよ」
「ムラを作るための筆塗りだ」
オマケ §
「ギンギラギンにさりげなく~♪」
「は?」
「と歌ったら、なんか復活篇の主題歌のインストの一部とメロディーが似てた。偶然と思うが」
オマケ2 §
名前: トモネコ
本文:
連日のお邪魔、失礼致します。
2199ヤマトがプレステ版では?との事ですが、細部はともかく2199ヤマトはDVDBOX付録の庵野監督監修のイメージであります。
もともとは庵野氏が個人的に原型師の真鍋正一氏に発注した物が原型になっています。
庵野氏が真鍋氏のマイティジャックの仕事を見て白羽の矢を立てたそうです。
開発の経過はモデグラ280.281.283号に詳しく掲載されています。(庵野監督、熱くヤマトを語っています!)
出渕監督も形状に口を出しているそうです。
プレステ版は新1/350のイメージです。
イメージモデルと(私は鮫ヤマトと呼ぶ)コズミックモデル(旧1/350)(私は日本刀ヤマトと命名)の中間をひたすら煮詰めた物が庵野ヤマトと思います。付録ヤマトを基に1/500がさらに2199ヤマトが出来たと思います。
他にバンダイの旧キットはどれも波動砲口が船体より膨らんでいます。
「復活篇」のヤマトも波動砲口が膨らんでいます。
船は女性のイメージに例えますが、私は口が膨らんでいるのが「オスヤマト」
膨らんでいない形状を「メスヤマト」と勝手に呼んでいます。
それではまた
「どうする。2199ヤマトの解釈論で論争が起きそうだぞ」
「持っていない模型の件は分からないので逃げる」
「おい!」