「どう読むの?」
「たとえば見出しを拾ってみよう」
- 作り込まれた設定
- メカに命を吹き込む迫力の精密デザイン
- 膨大な数の設計を支える徹底的な調査と考証
- 本棚に並べられた書籍にもこだわり
- ヤマト艦内の娯楽はDJ
- CGによる複雑な映像
- 超絶メカ「戦闘機」
- 多彩なキャラクター
「見出しがどうした?」
「実はこの見出し一覧から興味深いことが分かる」
- メカへの言及が非常に多い
- 書籍や娯楽はメカではないが、非キャラクターと見なせば、非キャラクターが非常に多い
- ヤマトのテーマであるはずの「愛」に関する言及が全く無い
「では、君はどう読んだわけだい?」
「一般人から見たヤマトはこう見えるのだ、と解釈した」
「つまり、まず戦闘兵器があり、それの付属品としてキャラクターがあるわけだね?」
「そう。その傾向は多すぎるキャラクターによっても後押しされる」
「キャラが多いとキャラの存在感も見えにくくなるわけだね」
「でもね。そういう風に見ているとヤマトはあまり面白くなってこない。特に女性層に訴求できない」
「薮の魅力もゲールの魅力も分からない訳だね。でもどのキャラも出番少ないよ」
「しかし、極端なサブキャラを除いて誰もキャラは立ってる。伊東と星名は交換可能では無いよ」
「キャラの魅力の掘り下げは可能ということだね」
オマケ §
さらばガミラスよ旅立つ船は宇宙戦艦ゲルガメッシュ。宇宙の彼方バラン星に運命背負い今飛び立つ。かならず地球を献上すると、手を振る総統に揉み手で答え。大マゼランを離れバラン星をはるばるのぞむ、宇宙戦艦ゲルガメッシュ♪
「没だ没」
「えー、そんなあ」