「ああ、ダルい。ダルいけど用件だけは説明します。私はイスカンダルイのスターシャ。滅びの運命を受け入れるのがイスカンダルイ人の定め。皆さんも受け入れてこのまま滅びると良いと思います。といっても、まだ希望を捨てていない人もいるでしょうから、イスカンダルイまでやる気除去装置を取りにいらっしゃい。私はイスカンダルイのスターシャ」
「沖田君、これは何だろう」
「何かの装置の設計図のようですが」
「追伸。渡すのがダルくなったので、やる気除去装置の図面も一緒に送りました。これを作って一緒に滅びを受け入れましょう。ダルいから話はここまで。私はイスカンダルイのスターシャ」
「ダルいと言いつつ『私はイスカンダルイのスターシャ』とだけは何度も言うのか」
「そこがダルいですね」
オマケ・エトスのダルイ伝説 §
「説明したら我が国民はきっと分かってくれると思うがダルいので説明はない」
「きっと我が国民は分かってくれませんね、ダルい提督」
「狙うは旗艦マヤただ一隻」
「たった一隻ですか?」
「いちいち他の船を狙うのって、ダルいじゃん」
「さすがダルい提督」
次回予告 §
「ダルい16世が活躍する『ベルサイユのダル』に請うご期待と言おうと思ったけど、ダルいのでイスカンダルイ伝説は今回で終わりです。さようなら~」
「本当に活躍するのはオスダルとアンダルだろ」
「2人ともダルいので活躍はしないそうです」