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2019年01月10日
川俣晶の縁側歴史と文化下高井戸周辺史雑記total 533 count

南多摩郡七生村【東京府拓務訓練所】はどこにあったのか

Written By: 川俣 晶連絡先

やまぼうし『共に生き・働く場づくり』のアプローチ     ――満蒙開拓団拓務訓練所から障害児者施設七生福祉園の歴史を踏まえて

より

 明星大学が現在の日野市程久保に開設されたのは1964年でした。この程久保の地には、1939年に満蒙開拓団拓務訓練所(東京都経済局所管)が開設され、敗戦後の1945年には満州からの引き揚げ者の「東京都帰農訓練所」に改称されました。そして、1947年の児童福祉法の制定を受けて、1949年に戦災孤児を中心とした養護施設「都立七生児童学園」に移行したのです。さらに、1952年には精神薄弱児施設となり、1963年には精神薄弱者更生施設「七生福祉園」が併設され、1968年に両施設が統合され今日に至っています。

東京満蒙開拓団 農民訓練所あった 失業者ら中国に送り出す 実像の一端判明 より

 東京にあったのは、「多摩川農民訓練所」。「失業して転落した青年、ルンペンになった独身青年を一定の期限で軍隊式に団体訓練して秩序だった移民団を満州に送ろう」と一九三四年に当時の東京府が計画。大田区矢口町に平屋建てと二階建ての三棟をつくりました。

 直接指導に当たったのは、救世軍、上宮教会、修養団の三団体。一日中、農園で働き、農業技術や農業経営を学びました。期間はほぼ六カ月。一九三九年六月に「女子拓務訓練所」に変更し、男子は東京都日野市の「七生訓練所」に移転しました。

 以上をまとめると。

  1. 1934年 多摩川農民訓練所開設(大田区矢口町)
  2. 1939年6月 多摩川農民訓練所は多摩川女子拓務訓練所となる
  3. 1939年7月 男子だけ移転し、東京府拓務訓練所(南多摩郡七生村)になる
  4. 1945年 東京府拓務訓練所は東京都帰農訓練所に改称 (満州からの引き揚げ者用)
  5. 1949年 養護施設「都立七生児童学園」に移行 (1947年の児童福祉法の制定を受けて)
  6. 1952年 精神薄弱児施設になる
  7. 1963年 精神薄弱者更生施設「七生福祉園」併設
  8. 1968年 両施設統合

 従って、多摩動物公園駅からやや百草園よりにある【東京都社会福祉事業団 東京都七生福祉園】が東京府拓務訓練所が存在した所在地と考えられる。

 それ以前には地図を見ても建物が存在しないため、山の谷道を切り開いて拡張して建設したものと思われる。

注目すべき点 §

 交通不便な山の中に設置されていて、棄民や隔離との関連性が想定される。(ただし、現在では交通不便とまでは言えないロケーションである。特に強い隔離性は見出せない)

 東京府拓務訓練所は東京都経済局所管とされ、大日本帝国の国際的な事業であるが、実際の指導は【救世軍、上宮教会、修養団】が行ったとされ、キリスト教関係との連動の割合が大きい。(修養団はともかく、救世軍、上宮教会はキリスト教関連である)。神道を国教として宗教に関係なく戦没者を靖国神社に祀るような政府と、キリスト教関係者はどのようにして折り合いを付けたのだろうか。実際は修養団が主体で救世軍や上宮教会はすぐに手を引いてしまったのだろうか。→実は戦争に協力的なキリスト教徒と言う新しいテーマにつながっていた。

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