「羽田TIAT SKY HALLまで行ってACE COMBAT/S THE SYMPHONYを聞いて来た。13:30の回だ」
「事前の予想はどうだった?」
「羽田でやる以上意味があるはずだと思ったね。だから、格納庫に練習機が用意してあってみんなで乗り込んでkonoさんが【私についてきたまえ】と言いながら先導するに違いないと思っていたよ。どう考えても全員飛行機は飛ばせる」
「ありえへんがな」
「まあ、違ったけどね」
「実際はどうだった?」
「プラスでもマイナスでも予想外の連続。まさに手作り感満載。歴史の生き証人になった気がするよ」
「最初に会場に入ったときの感想は?」
「予想以上に小さい。ステージも小さい。オケの編成も小さい。何しろ、中にトレイがないぐらい小さい。けっこう驚いたね」
「コンサートそのものの内容はどうだった?」
「全般的には感涙もの。ただし、曲によって仕上がりのレベルのバラツキが割と大きい。それから最初のパートは明らかにドラムやエレキ楽器系の音量バランスが狂っていた。2番目のパートに入った時に直っていたら慌てて直したのだろう。まさにライブ感覚。手作り感覚。リハはやってたはずなのにミスが起きるのがライブだぜ」
「全体の構成は?」
「こんな感じ」
- ACE COMBAT 7 time1
- ACE COMBAT 7 time2
- ACE COMBAT 5 time
- アンコール
「7よ5だけか」
「と思うだろ? ところがアンコールでZEROと6をやったのがサプライズ。アンコール2曲もサプライズだが、それがZEROと6というのもサプライズ。ZEROはOPでちゃんとボーカル入りだし、6はグレースメリア上空でUH-9とB-52を追いかけている気分になれるし凄かった」
「なるほど」
「しかし、7だって砂漠から飛び立つF-104が映っていないのに見えたし、5は落下してくるSOLGが映っていないのに見えたよ」
「スクリーンはあったの?」
「あったけど、タイトルと、雲と海と山ばかり映していた。それで正解」
「他には?」
「7のエンディング曲をやったときだけノンテロップのエンディングの映像そのものを流したが、これはこれで凄くはまっていて良かった。曲の邪魔をしない良い映像。そもそも、本物の歌手が生で歌ってくれるとか、歌詞を印刷した紙をくれるとか、対訳で日本語でも書いてあるとか、凄いサービス」
「なるほど。凄かったのだね」
「本当に歴史の生き証人になれた気がする。失敗も含めて立ち会えたことに」
「個人的な感想は何かあるかい?」
「自分の前の席が空席だった。ラッキー。コンサートマスターのバイオリンの女性がよく見えた。良かった」
2019/07/28追記 §
「何かコンサートの手作り感を実感したことはある?」
「スクリーン上の動画に一瞬マウスカーソルらしきものが見えた。慌てて隠したけど」
「ちょっとぐらい見えてもあまり関係ないね」