今日のSEED。
前の除隊許可証をまだ持っている少年。宙ぶらりんの立場への不安。敵前逃亡は時効無しという指摘。放置される捕虜の食事。
本当はアスランを殺したり、アスランに殺されたりすることは無いと思っていたのかも知れない、と告白するキラ。
捕虜に食事を持っていって、「ゴタゴタしてたの。遅れてごめん」と謝るミリアリア。彼女が運ぶ義務も無いのに謝るけれど、冷たい態度を取るところが屈折した心情ですね。
ウズミのナチュラルもコーディネータもないという意見を理想論とするフラガ。それに激しく反論するウズミ。そのウズミに質問するキラ。
捕虜となって金髪仮面の指揮官にいろいろ言われて打ちのめされるフレイ。
パナマの戦場。地雷を踏むモビルスーツのシーンが印象的。
軍服の上着を脱いでいる艦長。ある意味、軍人であることをやめているということなのか。
EMP?によって破壊される兵器群。壊れていくマスドライバーのレール。
投降する地球軍兵士に向かって、アラスカでやられた仲間の仇だと言って容赦なく破壊するコーディネーターのパイロット。これはもうリアルロボットの描写ではないですね。これは、そういうものではありません。この作品は、何か違う別のものになりつつあるように思います。
修復されたストライク。それに乗ると名乗り出るフラガ。更に「少佐!」と呼ばれて「じゃないんじゃない、マリューさん」と答えるフラガが凄く何か熱いものを感じさせますね。彼はもう自分を軍隊から与えられた階級の持ち主と思っていないし、ラミアスのことも艦長と呼ぼうとはしませんね。この台詞こそが、今回のエピソードの存在意義なのかもしれません。この台詞を最後に言わせるためにこそ、この30分があったのかも?
と~のは、軍人であるということを捨てるという暴挙にでるドキドキのストーリー展開を応援しています。
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