今日は、平成15年度情報交換記述言語標準化調査研究委員会WG1(な、長い……)のミーティングでしたので、買ったばかりのDynabook SS S8を持って出かけました。これが、こいつを持って出る初めての外出ということになります。
そこで驚いのは、体感重量のあまりの軽さです。
これまでのノートは、Panasonic CF-B5FR。これは重さ、約1.53kg。S8は中容量や大容量ではない通常のバッテリ装着時で約1.09kg。おおむね、3分の2の重さというところでしょうか。この手の外出時にはCF-B5FRの時にはACアダプタは持って行かなかったのですが、S8はACアダプタも持って行きました。ですから、実際の重量差はもっと小さくなります。
それにも関わらず、体感重量差は絶大です。ノートPCが鞄に入っていることをしばしば忘れそうになるぐらい、軽く感じられました。
最初に買ったノートPCである初代98ノートは、たしか2.7kgぐらいだったと思いますが、これは持ち運べる重さではありませんでした。持ち運ぶことが不可能ではない、という程度だったと思います。そして、1.5kgクラスのB5サブノートで、初めて持ち運べる領域に入ったと感じていました。それでも、必要なら持って行く気になるというレベルであって、特に用事が無ければ持って歩きたくないと感じていました。
しかし、このS8は用が無くても鞄に入れておいて問題ない、と感じました。
1.5kgクラスと1kgクラスのノートPCは個人的な体感上、絶大な相違があったようです。おそらく、次にノートPCを買う時も、1kgクラスのものが欲しくなるでしょう。機動性は力です。
それはさておき、本当に1kgクラスのノートが実用的に使えるのか、という問題があります。約1.09kgというのは通常のバッテリ装着時です。通常のバッテリなどオモチャで、中容量や大容量のバッテリが必要ではないか、と思ってみましたが、通常のバッテリでもカタログ上約2.8時間の稼働が可能です。ちょっとした打ち合わせには、十分な稼働時間です。
あとの懸念は1.8インチの小さなハードディスクは遅いのではないか、等々の小さなことになります。しかし、そのあたりの事情を踏まえた上でも、気軽に持って歩けるというのは、非常に大きなアドバンテージです。
たかが、ちょっと軽いだけのノートPCで、PCの持ち運びにこれほど印象が変わるとは思っていませんでした。実に面白い経験ができたと思います。その点で、S8を買って良かったと思っています。
(しかも、これだけ軽いのに、凄くキーボードが打ちやすいのですよ!)